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Ankerからウルトラノイズキャンセリング/外音取り込みに対応、ゲーミングモードやイヤホンを探す機能もついた完全ワイヤレスイヤホン「Soundcore Life P3」レビュー
2021/08/13 07:00
2021年8月12日(木)Ankerが完全ワイヤレスイヤホンの新作「Soundcore Life P3」の発売を開始しています。
発売前にサンプルを頂いたので実際に使ってみた感覚をレビューします。
まずは外観から。AppleのAirPodsと同様にツルがあるタイプ。この形はワイヤレスイヤホンのデザインとしては賛否あると思いますが、個人的には持ちやすいので意外と賛の方だったりします。
あと、このツルの部分の外側にタッチセンサーがあり、音楽の操作などが可能。色んなワイヤレスイヤホンを使ってきましたが、このタッチ操作に関してもツルがあるタイプの方が触りやすいんですよね。実用という面で割りとアリだと思っています。
ケースはコンパクトで、本体の最大7時間音楽再生にケースを足せば最大35時間分の音楽再生が可能です。
ケースの充電はUSB-C、さらにワイヤレス充電も可能です。
早速音質についてですが、最近のワイヤレスイヤホンはどれも優秀なので気になることはほぼ無いですが、クリアさは十分です。
ただ、やはり高級機と比べると音域の広さや奥行きは若干薄いかな、という気がします。ただ移動中の普段遣いなどでは快適に聞こえるレベルです。
また音のタイプとしてAnkerは他の機種でもそうですが、かなり標準的というか特徴は敢えて付けていないようです。低音から高温までいずれもバランスよく聞こえます。
ココらへんはAnkerは共通の「SoundCore」アプリで細かくイコライザを設定できるので、好みの部分はユーザーに任せるというスタンスなのだと思います。
実際にイコライザーの調整は非常にかんたんで、且つ自分の好みの音を作れます。
ノイズキャンセリングはしっかりと機能しており、特に音への影響も無く実用性も十分でした。
外音取り込みに関しては、ちょっとムラがあるかなと思いました。環境やタイミングによってそこまで機能が感じられないことが何回かあり、機能している場合も生活音などは聞こえやすくなりましたが、人の話し声などはちょっと厳しい場合もありました。これについては補助くらいに考えておいた方がいいかもしれません。
またアプリではタッチ操作の割当や、イヤーチップの装着テスト、さらにはデバイスを紛失した時様に鳴らすこともできます。
また本機は「ゲーミングモード」も搭載しています。
遅延を減らし、ゲーム中のアクション音や足音などを強調させることができるということでこちらも試してみました。
正直遅延については、無線ということもあり、音ゲーはどうしてもズレが発生してしまいますね。ただ他のゲームではそこまで気にならずにプレイできると思います。
また音質はかなりゲームに適した形になっていました。ゲームのSEが強調される様な形でプレイを補助する役割の音が聞こえやすくなりました。
ワイヤレスイヤホンにある機能は流行りのものも含めて全部入り、という感じ。高級機と比べれば一部の機能性が劣ることがあるものの、そもそもこの価格でこれだけの機能を備えていて快適に使えることで十分です。
またカラーがブラック、オフホワイト、コーラルレッド、ネイビー、ライトブルーと5色展開も嬉しいですね。コーラルレッド、ライトブルーあたりは他にも少ない色なので違いを出せそうです。
価格はブラックが税込 8,990円、それ以外は税込 9,990円。数量限定で20%OFFとなるブラック:税込 7,192円、それ以外:税込 7,992円で販売されています。