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Ankerがノイズキャンセルや外音取り込みを搭載したワイヤレスイヤホン「Soundcore Life A2 NC」と「Soundcore Liberty Air 2 Pro」を発売

2021/01/20 10:00

Ankerがノイズキャンセルや外音取り込みを搭載したワイヤレスイヤホン「Soundcore Life A2 NC」と「Soundcore Liberty Air 2 Pro」を発売

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 2021年1月20日(水)本日、Ankerが完全ワイヤレスイヤホン「Soundcore Life A2 NC」と「Soundcore Liberty Air 2 Pro」の2機種を同時に発売開始しています。

 今回発売前にAnkerより両機種のサンプルを頂いたので実際の使用感をまとめてお送りします。

 ■Soundcore Life A2 NC

 今回の2機種では安価な方ですが、正直それでもそこらへんのワイヤレスイヤホンより高機能です。

 ノイズキャンセルだけでなく、AirPods Proのような外音取り込み機能も搭載しています。

 本体はタッチ操作に対応し、音楽の再生や一時停止、曲送りなど基本操作だけでなく、ノイズキャンセルや外音取り込み機能の切り替えも可能です。

 イヤーチップは本体に初期で装着されているMサイズ以外にXS / S / M / L / XLが、イヤーウィングも同じくMサイズとS / M / Lがプラスして用意されています。種類も豊富なので、各ユーザーに合った調整ができます。

 充電ケースはUSB-C端子ケーブルで充電が可能。イヤホン本体のみで最大7時間、ケースを合わせて最大35時間の音楽再生が可能です。

 IPX5防水規格にも対応。

 音質としても、はっきり言って文句なしです。ノイズを感じることはなく音の解像度も感じられます。もちろんさらに高級なイヤホンに比べると音の艶や楽器ごとの音の分かれ方など細かな部分で劣るだろうなという点はありますが、ノイズの多い通勤や移動時に聞く分には全く気になりません。この価格なら十分”良い音”です。

 あえて言うならノイズキャンセルについて、外音の取り込みは少し弱いかなという感じです。イヤホンをつけた状態で部屋のスピーカーから音を出したり、キーボードをしばらく打ってみましたが、スピーカー音は取り込みは若干聞こえるな、くらいの感じ。

 キーボードの打音については外音取り込みでははっきり聞こえ、ノイズキャンセルではほぼ聞こえなくなりました。

 ただ、そもそもイヤホン本体の形状がカナル型で外の音は聞こえにくくなっています。そのため、標準状態でもある程度は遮音性が高いため、ノイズキャンセルの恩恵が少なく感じるという前提があります。外音取り込みについては確かに機能として働いてはいるが、全体的には驚くほど聞こえる様になる、という感じではありませんでした。

 イヤホンから聞こえてくる音を邪魔しないという意味ではアリかもしれませんが、これらの機能についてはそこまで劇的な効果は得られないかもしれません。

 価格は9,990円。Amazonでは2,000個限定で20%分のポイント還元が付きます。

 ■Soundcore Liberty Air 2 Pro

 上述の「Soundcore Life A2 NC」の時点で機能性も高く、本体の質感もよくあまり差はないのではと思ったのですが、実際に開けてみると全く違いました。こっちのほうが圧倒的に高級感があります。

 写真だと分かりづらいかもしれませんが、ただの黒いマットなプラ素材ではなく、本体やケースに至るまで薄っすらと光沢を帯びるような加工がしてあります。見てるだけでかっこいいです。

 搭載している機能でいえば、ノイズキャンセルと外音取り込みは「Soundcore Life A2 NC」と同じです。ただしこちらには個人の耳に合わせて音を最適化する「HearID 2.0」が搭載されています。

 アプリを使って健康診断でやる聴覚検査のような形で個人の耳・聞こえ方にイヤホンからの音を最適化できます。

 音質としては「Soundcore Life A2 NC」と比べるとパキッとした音になり、音の強弱や濃淡がはっきりとしています。

 ノイズキャンセルについてはどうしてもカナル型の形状としての遮音性があるため、元々外の音は聞こえづらいのですがそれでも「Soundcore Life A2 NC」と比較すると効果は高く感じられます。外の音を遮断するというより、感覚としてはより音の厚みが出る感じがして音楽への没入感が高まりました。

 逆に外音取り込みについては「Soundcore Life A2 NC」と同様に機能としてあるのであればもうちょっとはっきり差異が欲しいかなと思います。

 他にアドバンテージがあるとすると、センサーにより耳から外した際に自動で音楽を停止/再生することができます。また、ケースのワイヤレス充電にも対応しています。

 逆に再生時間はケース使用時の最大時間が26時間と短くなります。また防水もIPX4となっており、「Soundcore Life A2 NC」の方が上です。

 価格は12,980円。Amazonでは2,000個限定で20%分のポイント還元が付きます。

 2機種同時に発売ということでなかなか評価が難しいですが、個人的には「Soundcore Life A2 NC」が下位モデル(LibertyとLifeでシリーズがそもそも違いますが)でありながらこの価格のワイヤレスイヤホンとしては優秀過ぎてこちらがオススメです。

 「Soundcore Liberty Air 2 Pro」はもちろん音は良くなっているのですが、めちゃくちゃ差があるかというとそうとは言い難いかなという感じです。
 ただし、本体やケースの外装の質感はめちゃくちゃ好みです。たかが外装と思われるかもしれませんが、ガジェット所有の満足度という部分では相当高いです。AirPods Proがめちゃくちゃチープに見えてきます。それくらい良い。

 機能面でいえばパーソナルな音質調整機能「HearID 2.0」の有無に重きを置けるか、だと思います。私が検証した時間だけではノイズキャンセルと外音取り込みに価格差ほど2機種の差異を感じられなかったため、やはりその面でも「Soundcore Life A2 NC」推しです。

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