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Ankerからワイヤレスでもハイレゾ!ノイズキャンセリング、外音取り込みも対応、価格と性能のバランスが最高のワイヤレスヘッドホン「Soundcore Life Q35」発売開始!

2021/07/28 10:00

Ankerからワイヤレスでもハイレゾ!ノイズキャンセリング、外音取り込みも対応、価格と性能のバランスが最高のワイヤレスヘッドホン「Soundcore Life Q35」発売開始!

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 2021年7月28日(水)本日、Ankerから、LDAC、ノイズキャンセリング、外音取り込みに対応した高機能ワイヤレスヘッドホン「Anker Soundcore Life Q35」が発売開始されました。

 発売前にサンプルを頂いたので実際に色々と試してみました。

 最大の特徴はなんといってもLDAC対応。LDACは最大ビットレート990 kbit/s、サンプリング周波数96kHz、24bitに対応したコーデックで、簡単に言うとBluetooth接続でハイレゾ・オーディオが楽しめるというもの。

 これによりワイヤレスでもハイレゾ音源を高音質で聞くことができます。

 形状は少し小さめに見えますがしっかりとオーバーイヤー型です。

 ボタン類は両方についており、それぞれ左に電源とノイズキャンセリングコントロール、右に音量の上下と再生/一時停止ボタンがあります。端子類は左に充電用のUSB-C、右に3.5mmイヤホンジャックがあります。

 重さは270グラムでそんなにズシッと思いとは感じません、むしろこのサイズでは軽く感じます。AirPods Maxが384.8gなのでそれと比較するとかなり軽いです。

 専用ケースも付属しており、畳んで収納できます。

 その他付属品はコントローラー付きの有線ケーブルと充電用のUSB-C to Aケーブル、航空機用プラグアダプターが小袋に収納されています。

 全体的な作りのデザインは好みによると思いますが、個別パーツを見るとメインの素材はちょっと光沢を帯びたマットな仕上がりでネイビーのカラーも高級感があります。

 ヘッドバンド部分は金属で、あまり目に触れない部分かもしれませんがここも高級感があります。また、バンドを延ばした時にパーツが分離した様に見えない作りになっていてデザインの延長線上で自然に伸ばすことができます。個人的にここは見た目・好み共にかなり好み。

 実際に付けた感覚ですが、締め付けは強くなく、重量も軽くかなりつけ心地は良いです。イヤーパッドの柔らかさも上々です。レビューで音を聴き比べた後にそのままこの記事を書きながら着け続けていますが負担を感じることはなく自然に使えています。

 そして肝心の音ですが、Ankerらしいというか実にフラットな音です、いい意味で。

 音の解像度も高くとにかく聞きやすい音です。アプリでイコライザーを自由に設定できるので、好みの音に変えるのも簡単です。Ankerはあえて基本は特徴を出さず、アプリで調整してね、というスタンスなのかなと思います。

 そして、ノイズキャンセリングと外音取り込み機能ですが、これはAppleやSONY製品と比べるとちょっと効きが弱めかな、という気がしました。

 もちろん、「Soundcore Life Q35」内で切り替えれば違いは実感できます。ノイズキャンセリングを使えば、フローリングをスリッパで歩く足音やタイピングの音などもほぼ聞こえません。

 外音取り込みにすればしっかりそれらの音が聞こえてきます。これについてはAppleがかなり激しく、特に外音取り込みについては取り込んだ音の主張が他より強いと感じているので、それと比較すると控えめ、という感じです。が、実用としては十分だと思います。

 また、感心したのがそれらのモード切り替え時の自然さ。切替時の音の歪みやノイズなどもなく自然に切り替えてくれます。(アナウンスは入りますが)

 他にも、ヘッドホンを耳から外すと自動で音楽を止めてくれるのもかなり嬉しいです。

 かなり満足度の高い製品ですが、一点重要なのが最初に書いたLDAC対応について。コレに関しては残念ながらiPhone及びiOS製品では使えません。そもそも再生機であるiOSデバイスがLDACに対応していないためです…こればかりはしょうがありません。

 なので、LDAC再生が可能なAndroid端末で試してみました。音楽再生はAmazon Music HDを使用。

 で、実際にLDAC再生してみた感じですが、以前Apple Musicでハイレゾを試した時と同様に、音がキレイになる、というより音の個別の・全体の解像度が高くなる・情報量が増える、ということがちゃんと感じられました。

 3.5mmイヤホンジャックのライトニング切り替えアダプタが必要になりますが、有線ならApple Musicでもハイレゾで再生ができます。

 また、2台の端末を切り替えて使ってみてわかったのですが、マルチペアリングもかなり優秀です。切り替え音や違和感なく、片方の端末で音楽再生を開始すれば自然とそちらの音が流れてくるようになっています。

 普段AirPodsシリーズのApple製品間の切り替えはよく行っているのですが、iPhone、Android間でもこれだけ自然に切り替えができるのは結構驚きでした。

 価格は10,990円(税込)、ネイビーとピンクの2色展開で、両カラー合計2000個限定で初回セール価格として10%OFFの9,891円で発売開始です。

 これだけの性能でこの価格はかなりお得だと思います。細かな機能で高級機に劣る部分はもちろんあると思いますが、大半の人が満足できるであろうポイントを上手く押さえて価格も抑えるというAnkerらしい優秀な製品だと感じました。

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