2020年12月10日（木）本日、AnkerがBluetoothスピーカーの最新機種となる「Sooudcore 3」を発売開始しました。

　AnkerがBluetoothスピーカーを定番化させるに至ったSoundcoreシリーズの系統で、音質、機能、デザイン、価格とバランスの取れた製品となっています。

　今回発売前にサンプルを提供いただきましたので写真を交えて実際の使用感もレビューしていきます。

　形は長方形で全面に2つのスピーカーグリルがあるオーソドックスなタイプ。

　本体上部にはスイッチ類。側面には充電用のUSB-Cポートと反対側にはストラップ穴があります。

　同梱品はUSB-Cケーブルとストラップ。諸々すべて実にシンプルです。

　出力は8W×2の合計16W、IPX7防水にも対応しています。

　前機種が12Wだったので、かなりパワーアップしています。チタニウムドライバーを採用し、40kHzまでの周波数帯に対応しています。

　実際に聞いてみましたが、とにかくこのサイズとは思えないほどよく音がでます。

　単に音が大きく出せるというだけでなく、音の広がりもよくバランスも良好、歪みはなく自然な音が響きます。

　特に音の広がりに関しては、聞く音楽によってはこの小さな本体から想像以上の音がでました。ちょっと音を大きめに出してみるとそこらへんの特徴がよくわかります。

　ただ、個人的にはちょっと音の艶というか潤いがもう少し欲しいかなという気もしました。とはいえこの価格帯のものであれば十二分の性能です。

　アプリからの操作やイコライザの変更も可能です。イコライザはプリセットから選んでもいいですが、かなり細かく自由に設定できるので、自分好みの音に変えられます。

　今回は試せていませんが、2台以上の同機種もしくはPartyCast機能を搭載したスピーカーとペアリングして複数デバイスから同時にサウンドを出すこともできます。

　また、音以外ではこのサイズ感が非常にいいです。部屋において使うにも小さすぎず大きすぎもなく、持ち運ぼうと思えば手軽にさっと持ち出せる大きさ。防水対応なので、お風呂に持ち込んでもいいですし、ちょっとしたアウトドアにもバッチリです。

　前機種から3年以上経っているので、買い替えにもいいですし、このサイズのBluetoothスピーカーを持っていないなら今こそ買いです。

　価格は5,990円ですが、Amazonでは初回1,000個限定で20%OFFとなる4,790円で販売開始となります。