2022年5月18日（水）本日、Ankerが新しいMagSafe対応モバイルバッテリー「Anker 633 Magnetic Battery（MagGo）」の発売を開始しています。

　今回も事前にサンプルを頂いたので実際の使用感をレビューします。

　AnkerではすでにMagSafe対応のモバイルバッテリーを3種発売していますが、今回の最大の特徴は容量！今までのアイテムは5000mAhでしたが、本機は10000mAh！倍になりました！

　もちろんその分厚みなどは増してしまっていますが、そこまで大きくなり過ぎず絶妙なサイズ感に収まっています。前2機種とのサイズの比較はこんな感じ。

　一番気になる部分は厚さですが、本当にこれ以上大きくなると邪魔になるギリギリ、という感じです。

　MagSafeでのiPhone 13/12シリーズへの充電時の最大出力は7.5Wに対応。サード製としては高速な充電が可能です。

　ワイヤレス充電以外にUSB-A、USB-Cポートを各1基搭載。それぞれから有線で充電するモバイルバッテリーとして使用もできます。

　前機種である「Anker 622 Magnetic Battery」から引き続きスタンドを搭載。スタンドはよりシンプルな形になり、セットしやすくなりました。

　そしてスタンド使用時に朗報。USB-Cポートが側面になりパススルー充電にも対応しているため、スタンドを使ってワイヤレス充電中に有線で本体も充電ができます。

　前機種は底面にUSB-Cポートがあったため、スタンドを立てていると丁度接地面側がポートとなりiPhoneをワイヤレス充電しながらバッテリーへの充電ができなかったんですね。今回はそれが可能となりました。

　とにかく10,000mAhということで容量倍増が嬉しいですね。今までAnkerのMagSafe対応モバイルバッテリーは5000mAhだったため、iPhone 13 Proを1回フル充電したら、残量はかなり少なくなっていました。私も使っていましたが外出中に1回使い切ったら終了という感じで少し頼りない感じがありました。

　本機はiPhone 13でも1.8回フル充電が可能ということで、ある程度iPhoneにまだバッテリーが残っている状態から充電すれば2回分はまかなえると思います。

　今までの容量で十分という方であれば不要かもしれませんが、少しでも容量に不安があったのなら買い替え・買い足しは非常におすすめです。

　スタンドも結構便利で、仕事場やどこでもワイヤレス充電をしながら立てられるのは重宝します。

　価格は7,990円。ブラックとホワイト、ブルーの3色で展開です。