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思った以上に便利!AnkerからiPhone 12シリーズのMagSafeに対応したモバイルバッテリー「Anker PowerCore Magnetic 5000」が発売開始!
2021/04/15 10:00
今日2021年4月15日(木)、Ankerが「iPhone 12」シリーズのMagSafeに対応したモバイルバッテリー「Anker PowerCore Magnetic 5000」を発売開始しています。
今回、事前にサンプルを提供頂いたので、実際に使ってみた使用感なども含めてご紹介します。
概要としては、すでに書いたままですがモバイルバッテリーとしてはまだ少ないMagSafe対応が最大の特徴。iPhone 12シリーズの背後にマグネットで吸着して手軽に充電ができます。
気になる磁力の強さですが、感覚としてはApple純正のMagSafe充電器と同じ位です。適度にピタッとくっつき、少し力を入れると外せるという感じ。iPhoneにMagSafe対応ケースをつけていても自然に外れるようなことはなく、バッテリーを付けたままかばんの中などに入れても勝手に外れることはほぼ無いと考えてよいです。
MagSafeのメリットとして位置合わせが楽・ほぼ不要というのも大きいです。磁力で勝手に正しい位置にくっつくので、従来のワイヤレス充電器にありがちな(特に平地に置くパッドタイプ)置いたつもりがずれていて充電できていなかった、ということはありません。
バッテリー容量は5000mAh。最近の小型モバイルバッテリーとしては少し少な目ではありますが、iPhone 12シリーズであればPro Maxであっても0からほぼ満充電に近い状態まで充電できます。(iPhone 12 Pro Maxのバッテリー容量は3,687mAhと言われているので、5,000mAhより少ないですが、実際にバッテリーから充電する場合にはロスもあるためAnkerでは公式に満充電回数は1回未満になるとしています)
付けてみた感覚ですが、思った以上に邪魔になりません。もちろんこのままポケットに入れるとかは厳しいですが手に持つ分にはiPhoneの基本操作はそこまで質を落とさず動かすことができます。むしろバッテリーが安定してくっついているため、そこだけ手にかけて持つこともでき、動画を見るだけなどであればグリップが付くような感じで通常より安定して持てるということすらあります。
実際に使ってみて、ケーブルが無いというのは思った以上に快適でした。ケーブルを用意する・バッテリー/iPhoneの双方に刺すといった手間も無いので充電までの流れも非常にスムーズです。一度これを使うとモバイル環境でいままでおこなっていた他の充電方法がわずらわしく感じてしまい、できれば戻りたくない感じです。
MagSafeでの充電時は最大5Wとなっており、純正MagSafeが最大15W(20Wアダプタ使用時)、Qi準拠のワイヤレス充電で最大7.5Wであることを考えると速さとしては少しゆっくりになります。
そのため、このバッテリーからUSB-C to Lightningで有線での充電も可能です。その場合は最大10W充電となるので速度を上げることができます。場合によっては使い分けた方がいいかもしれません。
ワイヤレス充電とUSB充電の二台同時充電には対応していませんが、MagSafeという機構を使う以上これはそれでいいのではと思います。
また、個人的に気に入ったのがバッテリー本体の素材です。iPhoneにカチッと密着させるため硬いプラスチックではなく、ほんの少し軟性のある素材で覆われています。付け方によっては軽くぶつけるように装着するので、ケース無しの場合にiPhone本体が傷つきにくい素材でできているのは気遣いを感じます。
容量などもうちょっとあったらいいなと思う箇所はあるはあるので完璧とはいいませんが、それ以上に使い勝手がよく、普段の持ち歩き用モバイルバッテリーはこれに変えました。iPhone 12シリーズを使っているのであれば間違いなくおすすめです。
価格は3,990円です。