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ローグライクの様な1アクション1ターン、迫る敵を倒し・利用して進む詰将棋感覚のパズルアクション「Turn Undead 2」レビュー
2018/10/30 18:34
こちらが一歩進んだり、攻撃したりと1つの行動をすれば敵やギミックなども1アクション起こす、止まっている間は時間が動かず先を考えることが可能。いわゆるローグライクゲームで採用されている1アクション1ターン制のゲームです。
ステージごとにゴールまで向かうのが目的、途中のギミックを解き、うろつく敵を倒したり利用したりして進みます。序盤から2,3手ミスでアウトになることもしばしばなど難易度は結構高め。
画面を左右にスワイプで移動、上にスワイプで1マス分飛び上がることができ、そのまま横移動で段差を超えることも可能。
画面をタップで向いている方向に杭を打ち込みます。これで敵を倒したり、ギミック攻略のためにボタンを押したりすることができます。
最大の特徴はプレイヤーが1回移動したり攻撃したりアクションを起こすとその分敵も動くなどターン制で時間が進むところ。
不思議のダンジョンシリーズを思い浮かべるとわかりやすいです。
そのため、じっくり考えながらゆっくりプレイできるかというとさにあらず、敵の配置や移動が結構激しく、油断するとすぐにやられてしまいます。
シンプルなルールですが、出来ることが意外と多く、1マス分飛び上がる際は上がるのに1アクション、下がるのに1アクションなので飛び上がってそのまま1ターンの間浮いているような状態になります。そのまま横の壁に杭を打ち付けて階段やはしごの様に壁を上ったりすることができます。また敵の頭の上に乗ったまま移動も可能。
操作次第で意外と届きそうにないところにまで移動することができます。
最初は普通にクリアするだけでつまづきがちになりますが、さらに各ステージには十字架が落ちていて、これを取るチャレンジにも挑戦できます。
ただこれが、かなり難しい。いや、難しいというより、最初は「どうやったらあんなの取れるんだ?」と思ってしまうようなものさえあります。
しかし必ずやり方次第で取れるようになっており、そこは腕の見せどころ。無理だと思っていた十字架を取るアイデアがひらめいた時は自分を褒めてあげたくなります。
横スクロールの2Dアクション形式ですが、全体の遊び心地はパズルに近い感覚です。難易度が高い分やりごたえはかなり高いです。また精細に描かれたドット絵も必見。敵のゾンビを倒して朽ちていく樣まで丁寧に描かれていて見惚れてしまいますよ。