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iOS 11にしたらまずは試したい。咲き乱れる花、舞い散るお金、リアルなニワトリ…地面と空中を認識して合成したものを角度を変えて見渡せる「ARトイカメラ」レビュー
2017/09/24 16:24
iOS 11からARアプリを作るためのSDK「ARKit」がAppleより提供され、一気にARを活用したアプリが増えてきました。
今までもただ画面にアイテムを合成するだけならできましたが、それだけでなく映った空間の地面や中空を認識してそれに合わせた描画をしてくれる様になりました。このARトイカメラではその機能を使って今までよりリアルに合成した写真を作ることができます。
起動すると、早速カメラに合成が適用されています。合成するものは画面下部にある一覧から変更が可能。
何が今までのリアルタム合成機能と違うのかというと「回り込んで見ることができる」というところ。
例えばこの紅葉が降り注いで地面に落ちていくエフェクトでは地面を見下ろしていればそこ沿って降り積もっていき、iPhoneを地面近くに立てて覗き込めばちゃんと遠近に応じて地面に紅葉が落ちており、空中部分では上から降っている様子が見られます。
他にも木や花が生えている様子もiPhoneを動かして縦や横から覗き込むことができます。
オブジェクトは様々あり、降り注ぐ系でもお札や雪、またニワトリやペンギンといったオブジェクトは画面をタップして自由に追加することもできます。
まだARKit対応のアプリも出始めということで、特に動くオブジェクトなどは地面と合いづらい場合があったりしますが、それでもここまで簡単に合成できるのは楽しいです。