脱出ゲーム、とタイトルについていますしゲームのシステムとしてはそうですが、どこかから逃げるのではなく主人公の少年となってママに隠されたゲームを探し出す謎解きゲームの第二弾が登場しました。

　独特かつ可愛らしい絵柄とちょっぴりシュールなネタが満載。難しくはないけど上手いことユーザーを嵌めてくる流れが素晴らしく、騙されるのも楽しいゲームです。

　基本ルールは超簡単。家の中を探索してママに隠されたゲームを発見、手に入れらればステージクリア！

　しかし、ママに見つかるとゲームオーバー。実にわかりやすい。

　クリアするためにはただタップで画面内を探すだけでなく、手に入れたアイテムを使う必要があることも。

　アイテムは画面下に最大4つまでストックできるので、うまく使いこなしていきましょう。

　また、今作では家の中の移動をまたいでの行動がでてくるのも特徴。引き出しの中を見たいけど、ママが掃除中。

　そこでゴミを置き続けて左側の画面に誘導しちゃえば…

　といった形で、2画面をうまく活用した謎解きがあり、単にその場でアイテムを使えばいいというわけでないのはゲーム性としてもよくできています。

　と、ゲームとしてはこれだけなのですが、ママにゲーム隠されたの魅力はそこだけにあらず。謎解きの過程にでてくるクスッと笑えるネタの数々！それこそがこのゲームの人気の源なのです。

　まず第一に、とにかくお母さんが可愛い。例えばVR機器をかぶせるとノリノリになったり。

　隠れている場所が植木なんかは当たり前。画面移動ボタンに隠れてたり。

　世界的バンドの真似をしてたり。

　明らかにあそこに隠れてるな、と思ったらポスターだったり。

　ダブルピースでレビューのお願いをしてきたり。

　基本的にママに見つかる・触るとゲームオーバーになってしまうのですが、隠れている姿が面白くてわかっていてもついついタップしてしまいます。

　ちなみにママの次によく出てくるおじいちゃんはだいたいひどい目にあいます。

　全ステージをクリアすると、ちょっとほっこりするエンディングもあり、ミスをしてもそれが苦にならないデザインが非常にうまく、内容も老若男女問わず楽しめる作品です。