カテゴリ ゲーム-ロールプレイング
無職のオッサンとJKのアブない?恋の行方が気になる一筆書きローグ風ダンジョンRPG「勇者ヤマダくん」
2016/02/18 19:07
一筆書きでマスをなぞってゴールを目指すパズルゲームと、ローグライクなダンジョン探索ゲームが一体となったゲームであり、往年のゲームを思わせる見事なドット絵とちょっと不思議なキャラクター達が織りなすストーリーもあり、と盛りだくさんなアプリです。
主人公はゲーム開始早々に会社をクビになる無職36歳のおっさんプログラマー。彼は隣に引っ越してきた女子高生のマリアちゃんに勝手に恋し始めます。大丈夫かコレ。
そして自分の作るゲームのヒロインとして彼女を登場させ、ゲームが進行すれば彼女と結ばれる!と言い出す始末。やばい人だ!
しかし、実在してれば超天才だと言える程のスピードでどんどんゲームを作っていきます。プレイヤーはそのデバッグ(テストプレイ)という形で、新たにヤマダくんが作るダンジョンに挑んでいくのです。
ダンジョンは1フロアが5×5のマスになっており、スタートからゴールまで一筆書きするだけ。
しかし、その途中に敵がいれば倒さなければいけません。
勇者はダンジョンに挑むたび、常にレベル1から始まります。装備を持ち帰り、強化することで更に難易度の高いダンジョンが攻略出来るようになります。
装備には組み合わせが存在し、同系の装備で揃えることでボーナスが付くことも。
また、回復アイテムや全体魔法など持ち込み可能なアイテムも重要です。ダンジョンに持っていける数はたった5つで、いずれも一度使うと暫く使えません。ダンジョン内で拾うこともありますよ。
ダンジョン攻略、育成、ストーリー、キャラ、音楽、いずれもレベルが高く、それらが綺麗に一つの形にまとまっている非常によく出来たゲームです。
敵や壁の配置が違うだけでダンジョンは全て5×5マスとは思えないほど、深みがあり思考と戦略が程よく楽しめます。
そして色んな意味で先が気になるストーリーと、パロディっ気たっぷりの音楽も必聴です。是非音が聴ける環境で遊んで欲しいですね。
- 総合評価
- デザイン性
- 操作性
- 熱中度
- コスパ
- オッサン度
コメント
ゲーム性はどれを取っても上々。ダンジョンは繰り返しが基本なのでそこのテンポだけちょっと気になるかも。