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Ankerが今までより高効率・低発熱・小型化を可能とした次世代の充電製品を始め、人気のアダプタ一体型バッテリーやポータブル電源など多数の新製品を発表!

2018/11/30 06:20

Ankerが今までより高効率・低発熱・小型化を可能とした次世代の充電製品を始め、人気のアダプタ一体型バッテリーやポータブル電源など多数の新製品を発表!

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 2018年11月29日(木)本日、モバイルバッテリーをはじめとしたスマートフォン周辺機器でおなじみのAnkerが最新の取り組みや新製品を発表するプレスイベント「Anker Power Confernce」を開催しました!

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 まずAnkerの現在の状況について、Ankerでは今年の売上100億円を目標に掲げていましたが、好調であり今年を後一月残す段階で目標は圏内とのこと。

 そのために行った施策として今年はAnker公式のECサイトを展開、売上に貢献しているようです。

 モバイルバッテリーについては以前からトップシェアを維持し続けていますが、現在は電源アダプター、USBケーブル、Bluetoothスピーカーでもナンバーワンシェアを獲得しているとのこと。

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 Amazonでは今年もマケプレアワードを受賞、続いて楽天でも前年比100%に伸長、9月には月間MVPを受賞するなど好調。オウンドメディア「Anker Magazine」も展開しています。

 さらに実店舗での展開も増強中。すでに展開済みのビックカメラ、ヨドバシカメラ、ケーズHDに加えて、エディオン、上新電機、ヤマダ電機、ノジマを追加し7つの大手家電量販店での展開になるとのこと。

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 今年の夏から大阪のららぽーとEXPOCITYで展開している公式実店舗も好評で、元々期間限定で本年秋までの展開だったものが大幅に延長。2020年1月まで展開することに。

 さらに東京にも初出店が決定。南青山にて常設店として2018年12月オープン予定。

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新製品

 多数の新製品も発表されました。特に今回は既存ブランドでも人気商品の後継機の他、完全新規の新世代シリーズなど全てのアイテムが注目といっても過言ではないラインナップです。

■Anker PowerCore Fusion 10000

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 電源アダプタでありモバイルバッテリーでもある超人気商品「Anker PowerCore Fusion 5000」の後継機。その名の通り、バッテリー容量が倍の10000mAhとなりながらも重さは1.2倍とコンパクト。さらに接続端子もUSB-Cポートを搭載と利便性も向上してます。

■Anker PwerHouse 200

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 震災などの緊急用電源としても全国で注目を浴びたポータブル電源「Anker PwerHouse」のコンパクト版。それでもバッテリー容量は57600mAhと超大容量。12Vシガーソケットに100WにAC電源、USB-A×2、USB-C(PD)×1とポートも充実。

 重量は2.7kg。サイズ感もコンパクトになり格段に持ち運びしやすくなっています。

■Soundcore Model Zero

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 Bluetoothスピーカーシリーズである「Soudcore」シリーズの最上位モデル。洗練されたデザインに、最大60Wの高出力にScan-Speak社設計ドライバー、ハイレゾ対応の高音質。最大10時間の連続再生を可能とし、IPX5防水にも対応しています。

■Soundcore Liberty Air

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 人気の完全ワイヤレスイヤホン「Soundcore Liberty」の最新モデル。Bluetooth 5.0による安定した接続とノイズアイソレーション機能も搭載。IPX5防水で運動時なども安心して利用ができます。ケースと合わせてもコンパクトな設計で、バッテリーもイヤホン単体で5時間の連続再生に加えてバッテリーケースを合わせて最大20時間利用が可能となっています。

■Eufy RoboVac 30C

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 ロボット掃除機「Eufy RoboVac」シリーズの最新の最上位モデル。付属のコントローラーだけでなくスマホアプリからの操作が可能になり、スケジュール起動やモード切り替えが可能。

 約7.2cmの薄型設計で1500Paの重引力、最大100分の連続稼働が可能となっています。薄く邪魔にならない境界線テープが付属。床に貼ることで「Eufy RoboVac 30C」がテープを超えて行かないようになっており、ものや壁で遮ることなく部屋に掃除機が侵入しないエリアを作ることができます。

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■Anker Nebula Capsule Ⅱ

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 今年日本でも発売されたAnkerの超小型プロジェクター「Nebula Capsule」にも新モデル。今までのAndroidカスタム使用ではなく、スマートTVなどに採用されている映像端末に特化した「Android TV」をプロジェクターとしては世界初搭載。

 すでにKickstarterでは目標額の30倍の資金を獲得。サイズは少し大きくなったものの、コンパクトで、明るさは200ANSIルーメンとさらに向上、スピーカーもScanspeak社設計のドライバを搭載し高音質化を実現しています。

 専用のコントローラーの他にスマホアプリを通しての操作も可能。スペックを確認したところRAMが前モデルの2GBから1GBに減少していたのが気になりましたが、比較的軽量なAndroid TVを採用したために減らしても大きく問題がないのだと思われます。

 と、ここまでは既存ブランドの新製品。

 今回の発表会ではこれら以外に完全に設計からことなる新デバイスシリーズが発表されました。

「窒化ガリウム」を用いた「Atom」シリーズ発表

 今までもAnkerでは最適な充電を行うために独自規格Power IQを開発・展開。同時に2014年にはUSB-C規格が登場、Power Deliveryによりより大きな電力供給ができる共通規格が制定されたことで、あらゆるデバイスを一つの充電器から行える未来が開けたといいます。

 そのため、バッテリーはより高出力を必要とし、熱と大型化との戦いが厳しくなります。そこでそれらを解決するために生まれたのが「GaN(窒化ガリウム)」を使ったバッテリー。半導体の素材としてシリコンに変わり採用することで、エネルギー効率を高め、発熱を抑えることにより小型化を可能にしたとのこと。

 そしてそれを採用した新デバイスシリーズ「Atom」も発表。

■Anker PowerPort Atom PD 1

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 新シリーズの象徴的な電源アダプタで、わずか4cm四方という超小型でありながら27Wの出力が可能、Ankerの同等の性能を持つアイテムと比べて65%のサイズダウンが行われています。

■Anker PowerPort Atom PD 2

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 USB-Cポート2基と折りたたみ式電源プラグを採用、2ポートで最大60Wまで出力が可能と、現行の同サイズのデバイスと比べて遥かに高出力となっています。

■Anker PowerPort Atom PD 4

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 こちらはUSB-C×2 USB-A×2の計4ポートを搭載した据え置きモデル。本体への給電は付属のいわゆるメガネ型ケーブルで行います。

 USB-AはPowerIQに対応し、各ポート最大12W、USB-Cは各ポート最大38W出力で4ポート合計で最大100Wまで出力が可能となっています。

地方自治体や音楽レーベルとの協業

 新製品の発表以外に自治体や音楽レーベルとの協業についても発表されました。

 まず福岡市そ災害時における物資供給に関する協定を締結。Ankerとしてはモバイルバッテリーやソーラーチャージャー、ケーブル等をセットにした特別災害対策セット「防災 POWER BAG」を450個、120600mAhの超大容量バッテリーを搭載したポータブル電源「Anker PowerHouse」50台を市に提供。避難所における緊急的な電源確保や携帯端末の充電など、災害時の応急大作をサポートするとしています。

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もう一つはユニバーサル ミュージックとの協業。今後ユニバーサル ミュージック所属アーティストを起用したライブや音楽フェスの開催を軸にコラボ商品などを展開していく予定。

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 とにかく盛りだくさんの発表会でした。

 今回特に気になったのはやはりAtomシリーズでしょう。単に小型で高効率なアイテムというだけでなく、新技術を搭載というのがポイント。モバイルバッテリーや電源アダプタの基幹技術が変わるとなると、これがスタンダードになるとすれば他社も追随することになり、業界全体が動く可能性もありそうです。最も今後の動向が気になるアイテムです。

 その他にも圧倒的な人気を誇る「PowerCore Fusion」の新モデルや個人的に大好きながNebula Capsuleシリーズ最新の「Nebula Capsule Ⅱ」など、既存ブランドだけでも十分過ぎるほど多くの、しかも人気商品や今後人気がでそうな商品が多く発表されました。



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