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パワーも賢さもアップ!ちょっとしたギミックも心をくすぐる3万円切りのロボット掃除機「RoboVac 20」レビュー!
2016/10/05 15:50
モバイルバッテリーでお馴染みのAnkerが新しく家電ブランドeufyを立ち上げ、その新製品第1弾としてロボット掃除機「eufy RoboVac 20」が発売されました!
Ankerからは前機種となる「RoboVac 10」も発売されていましたが、それとの比較も合わせてレビューしたいと思います!
本体カラーはブラックでシックなデザイン。稼動状態を示す青く光るランプはおしゃれ且つタッチボタンも兼ねています。
本体底面。前方にサイドブラシが2つ、メインの回転ブラシが本体中央少し前にあります。
主電源ボタンは底面の向かって左側タイヤ下にあります。ちょっと探してしまいました。
ダストボックスは上面にある丸いボタンを押しながら引き抜きます。
ボックス横のボタンを押しながら開封。中にたまったゴミを捨てればOK。定期的にフィルターの掃除もしておきましょう。
リモコンも付属。本体ボタンとリモコンでの操作は殆ど共通で、充電ステーションに帰る、静音起動など。プラスしてリモコンではモードの切替や十字キーでの手動操縦も可能です。
充電ステーションも大きく進化。液晶が付き、現在時間やRoboVac 20本体の充電状態の確認などが可能に。ステーションのボタンからの起動開始などもできます。
そして面白いのがこのソニックウォール。これを設置しておくことで見えない壁を作り、そこから先にRoboVac 20が進まないようにできます。
実際に置いて試してみましたが、見事にここから踵を返すように戻ってきました。ドアを閉めて部屋の通気を遮ることなくRoboVac 20の動きを制限できるのはいいですね。
そしてこのソニックウォールと充電ステーションにはちょっとおもしろい機能が。
充電ステーションの横にソニックウォールを充電するようのプラグがあり、スライドボタンで出現、本体2つを合体させるように充電できるのです!
なんか合体ロボのようでテンションが若干あがりました。
リモコンもステーション横に立てることができ、1つの場所で全部管理できます。ちょっとしたことですが結構嬉しいです。
本体ブラシの清掃ツールもついているのですが、これも充電ステーションの後ろに最初から合体されており、分離して使います。
RoboVac 20はちょいちょい合体機構を入れてきますね。なんか楽しいです。
稼動テストとして、わざと少し大きめにちぎったティッシュを散らかしてみましたが、しっかり吸引してくれました。パワー・スピード共に十分です。
動作モードも円を描く動きや、ジグザグに室内を進むモードなど7パターンあります。自動でも十分に動いてくれますが、実際に使ってみて部屋の形や状況に合わせて動作モードを変更すればより効率よく掃除してくれそうです。
RoboVac 10との比較
前機種であるRoboVac 10と比べると本体サイズが一回り大きくなっています。
底面の作りはサイドブラシと前面タイヤの位置はほぼ同じですが、中央のブラシとダストボックスの形状が違うこともありタイヤ位置も少し変わっています。
裏返した際にタイヤが浮き出ますが、その度合は少し減っています。ただ実際の稼動では段差の乗り越えなどは特に変化は感じませんでした。
厚さも少し増し。とはいえ高さ8cmとロボット掃除機の中では全高は低い方。ソファーやベッドの下など十分に入れるサイズでした。
稼動の差に関しては、やはり大きくパワフルになった分、すこし稼働音は大きくなったかな、という感じでした。
センサーは賢くなっているようで、RoboVac 10では基本的には当たりながら方向を調節していくことが多かったのですが、RoboVac 20はかなり正確に障害物に当たる前に、さらにRoboVac 10より細かく軌道変更をして周辺を掃除しながら進んでいきました。
価格は29,800円。この価格でこの性能はなかなか安いと思います。ロボット掃除機は多種多様で上を見ればもっと高級な上位機種もありますが、一般的な家庭での掃除や入門機としては十二分に力を発揮してくれると思いますよ。