いざ漢字を目の間にするとこんなに思いつかないものかとめちゃくちゃヘコみました。

　テトリスの様に漢字を落とし、その際に漢字を変形させて部首にして組み合わせによってさらに漢字を作る落ちものパズルです。

　ステージ毎に出てくる漢字が決まっており、落としただけでも漢字なので成立はします。ただそのままだとポイントはほぼ入りません。

　そこで画面下の「ブロック変形」をタップ。すると落ちているブロックがへんやつくりに変化します。

　これらを落として、また別の漢字を変形、組み合わせて別の漢字をつくりましょう。複雑な漢字を作るほど高ポイントとなります。

　漢字を作っただけではポイントにはならず、色が代わって完成状態が積み上がっていきます。これをタップすることで始めてブロックが消えてポイントになるのですが、完成ブロックが繋がっていればいるほど、連鎖となりポイントが増えます。

　と基本のルールはこんな感じ。

　で、実際にやってみるとですね、全っ然漢字が思いつかない…！正直そんなに国語の成績は悪くなかったはずなのに…！

　ステージごとの出現漢字が決まっているし、最初に確認もできるので余裕だろうと思ってたら、いざステージ内でやろうとすると全然でてこないんですよ。

　まだ縦長のへんとつくりだけの漢字なら出てくることもあるし、最悪ゲーム中にあてずっぽうで置いても成立して「あぁ、そういやこんな漢字あった！」ってなることもあるんですが、特にこの4分割状態の部首とか意図的に使わないと全然無理。偶然ではできない。

　なので、漢字が思いつかないという私のような方は、スタート画面の出現漢字一覧を書くにしたら、おもむろに部首から漢字を調べられる辞書なりサイトなりを見ましょう。

　私がそうでしたが、この限られた漢字からだけでも思いの外、漢字が出来ます。マジで。

　一回確認さえできればあとはパズルで組み合わせるだけ。それでも制限時間やピースの出現など普通にパズルをプレイする部分でで結構つまづきます。

　例えば「女」という漢字一つにしても、何も調べずに挑戦したら、ぶっちゃけ全然出てきませんでした。しかしいざ調べてみるとこのステージの漢字だけでも「娃」「姦」「婪」「娼」とめっちゃありました。結構衝撃です。

　邪道と思うかもしれませんが、この調べる作業をしてる間にめっちゃ脳が活性化してる感じがします。なのでこれはこれで多分アリなのではないでしょうか。こうやって遊んでいるうちにそのうち外部で調べなくてもアプリ内だけで閃くようになるかもしれません。

　少し前にTwitterで漢字を組み合わせたパズルの構想動画が話題になりましたが、かなり現実的には難しい作りでした。このゲームはそれを現実的にしたような、しかもそれより前にリリースされていたゲームとなります。

　自分の漢字の思いつかなさに歯がゆい思いをすること間違いなし。もしこれがスムーズにできたなら相当柔軟な頭をお持ちだと思います。