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「GIGANT SHOCK」レビュー!巨大モンスターへの攻撃と防御、2つの緊張感をくぐり抜けた先に「俺強ぇ」感を味わえる良質なアクション
2018/07/27 12:20
「GIGANT SHOCK」は超巨大なモンスターと戦うハンティングアクション。ハンティングアクションといってもモンハンやゴッドイーターシリーズの様にキャラクターの攻撃モーションを操作して戦うタイプではなく、プレイヤーは直接敵をタップして攻撃する、シューティングのようなゲームになっています。
しかし、敵の猛撃を避けながら照準を合わせて攻撃するというプレイ感覚が見た目以上に巨大モンスターと戦っている感を出してくれており、攻撃と防御、2つの動きのバランスも絶妙で両方をうまくこなさないと勝てないようになっています。
こちらがメインとなる巨大モンスターとの戦闘画面。雑魚戦とかはありません。マップ上でクエストを選んだら即巨大モンスター戦。煩わしくなくていいです。
攻撃方法は画面をドラッグして照準を動かし、指を離せば攻撃!非常にシンプル。モンスターには弱点があり、うまく弱点に当てれば効率よくダメージを与えられます。弱点にあたった際は「WEAK」の表示がでるのでどこが弱点か色々当てて確かめてみましょう。
そして攻撃と同時に重要なのが防御。敵はこちらが攻撃してる間もガンガン攻撃してきます。画面をスワイプで左右にパーティが動き始め、移動しながら攻撃が出来ます。
敵の攻撃は直前になるとキャラクターの周辺が赤くなり範囲を見ることができます。これを利用して避けたり防御をしたりすることになります。
また素早くフリックすることでドッジロールが可能。急な攻撃や少し多めの範囲攻撃も逃れることができます。
パーティ編成がちょっと変わっており、構成は4人ですが、3枠までは使えるジョブが決まっています。
左から防御のみに関わる「プロテクター」、メインの攻撃を担当する「アタッカー」、攻撃や防御の補助を行う「アシスター」、そして4つ目の枠は好きなジョブのキャラクターをどれでも割り当てられます。
戦闘時はこの4つのキャラクターが画面下に表示されており、ジョブごとの動きを瞬時に切り替えて使うわけです。
例えば攻撃時はアタッカーを選択状態にしており、敵の攻撃がくるとわかったらプロテクターを長押しでバリアを張ったり、アタッカーの攻撃前にアシスターを選択して敵に爆弾を貼り付けてからアタッカーで攻撃、といった様々な流れでバトルが進行していきます。
プロテクターとアタッカーは基本の動きは大体同じで、アタッカーはキャラクターによって複数回ヒットを出せたり、溜め攻撃で攻撃力をあげられたり、とスキルの種類は違っても動きはほとんど同じ。
アシスターのみ、爆弾を敵に貼り付けて攻撃補助を行うもの、一定時間バフを与えるもの、敵の動きをスローにするものなど、かなりキャラクターによって挙動が違います。
この各キャラクターの挙動は「スキル」に充てられているので、まずはスキルを確認して自分に合ったパーティを作りましょう。
そして4人目はどのジョブを入れてもOK。ガンガン攻めたいならアタッカーを増やしてもよし、敵の攻撃が激しすぎるクエストではプロテクターを増やして防御を固めるもよし、アシスターを増やして補助効果を複数に増やしてもよしと、プレイヤーのスタイルやステージの対策によって変えられます。
バトルのプレイ感覚として、照準を当てるためにモンスターがいる画面上の方に集中していると、画面下の方に表示される敵の攻撃範囲が目に入らずダメージを受けてしまいます。逆に下ばかり見ていても敵に攻撃をうまく当てられません。
攻撃と防御2つの要素が絶妙に視点が分かれるように作られており、この切替をうまく行うことがプレイヤーにとって最も重要になります。
逆に視野を広く持ち、この2つの動きを綺麗に切り替えられれば、鮮やかに敵の攻撃を躱し、その間に攻撃を叩き込む、というめちゃくちゃ「俺強ぇ!俺カッコええ!」感が味わえます。
装備による強化は必須ですが、全てのクエストには推奨Soul(レベル)が表示されており、装備を集めてSoulを上げて挑めばちゃんといい戦いができるバランスになっています。
思った以上に巨大なモンスターと対峙している感が味わえ、バトルの緊張感も良質です。モンスターのデザインも個性があって素晴らしく、あまり他に無い形式ながらよく出来た戦闘システムは見事。かなりオススメです。