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東京に宇宙の穴が開いた!話題の宇宙ミュージアム「TeNQ」に行ってきました

2014/07/11 12:00

東京に宇宙の穴が開いた!話題の宇宙ミュージアム「TeNQ」に行ってきました

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 東京に宇宙の穴が開いた!

 テレビCMなどですでに話題の宇宙をテーマにしたミュージアム「TeNQ(テンキュー)

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 プロジェクションマッピングによる映像や、参加型のユニークな展示など、「宇宙」が普段よりちょっと身近に感じられる同施設。

 7月8日にオープンしたばかりの話題のスポットにいち早く行ってきました!

心をリセットする「トンネル0(ゼロ)」

 TeNQは東京ドームシティにある黄色いビルの6階。

 エレベータに乗り込み、いざ宇宙の穴を見にゆかん!と思いきや、現れたのはおしゃれカフェのような優しい木のぬくもりに満ちたエントランス。

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 小惑星や星雲に満ちたスペイシーな光景を想像していたので、ちょっと意外。とはいえ照明がUFOっぽかったり、棚には宇宙に関する本や模型が飾られていました。

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 何でもここは「宇宙を前面に出すことなく、日常の中に宇宙の要素が溶け込んだ空間」がコンセプトだそう。初めからコスモ全開にしないことで上手く焦らしてワクワクさせる…上手いですね。

 エントランスを進むと入口となる「トンネル0」がぽっかりと口を開けて待ってます。日常から非日常へと誘ってくれそうなミステリアスな佇まいです。

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知らない世界に繋がってそう

 予想以上に暗い、不思議な音が響くトンネル。宇宙っぽいサウンドが流れる中、仄かな灯りを頼りに奥へ進んでいきます。

壁三面のプロジェクションマッピング「はじまりの部屋

 トンネルを抜けると真っ白なでこぼこ壁の「はじまりの部屋」に到着。

 最新技術によるプロジェクションマッピングで「古代から現代に至る人々の宇宙への想い」が映像として流れます。

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 壁がムニムニと動いているような驚きの冒頭から5分間は、イメージ映像の洪水がノンストップ。

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 部屋全体が書斎のようになったり、テレビまみれの空間になるなど息つく暇もありません。部屋全体に取り込まれるような没入感は、終了後も余韻が残りました。

東京に空いた宇宙の穴「シアター宙(ソラ)」

 「はじまりの部屋」の興奮も醒めやらぬまま、係のお姉さんに誘導された部屋は「シアター宙(ソラ)」

 正直さっきの映像以上のものはあり得ないのでは、という疑念は部屋に入って数秒で打ち消されました。

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撮影NGのためイメージですが、本当にこんな感じです

東京に空いた穴とはこのことだったのかァー!

 直径11mの巨大スクリーンが前ではなく下にあり、覗きこんで観るという今までにないスタイル。(このスタイルと映像の表示方法は特許取得済みだそう)

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 ISS(国際宇宙ステーションの地球の実写映像)の地球や月面が、4Kの高画質で足元にまで流れ込んできます。

 部屋全体が宇宙を移動しているような浮遊感も圧倒的で、映像だけでなく部屋自体に動く仕掛けがあるんじゃと思ったほど。特許も納得のスペクタクルな体験でした。…すごいモン見ちまったぜ。

本物の研究室が併設された「サイエンス」

本物の研究室分室もある「サイエンス」  最新技術による映像に度肝を抜かれたあとは、いよいよメインとなる展示施設へ。

 ここ「サイエンス」は太陽系探査の研究成果を知ることができるエリア。

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 惑星を模したスペースやさわれる模型など、楽しみながら学べる展示で難しさを感じさせません。

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火星探査機による観測映像が流れていました

 見どころは実際に研究が行われているリサーチセンターが併設されていること。中の撮影はもちろんNGですが、ガラス越しに様子を見学することができます。

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左手の明るい部屋が研究室

 実際に研究が行われていることもあり、ここでの展示内容は常に最新のものに更新されるそうです。

 現場を目の当たりにすることで、展示内容がより身近に感じられる点はとても面白いと思いました。

体験型アトラクションがいっぱい「イマジネーション」

 続いてゲーム感覚で遊びながら楽しめる展示が盛りだくさんの「イマジネーション」エリア。カラフルで楽しげなスペースは見どころが盛りだくさんです!

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壁には宇宙に関する豆知識がかかれた扉がいっぱい

 ボール型ロボット「Sphero」を操作して、ゴールの発射台を目指す「アストロボール」は大人も夢中になる面白さ。

 →iPhoneで操作するボール型ロボ「Sphero(スフィロ)」が体験できるTeNQに潜入!

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 自分は宇宙人や人工衛星に例えたら何タイプ?がわかる「宇宙自分診断

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 床に表れる質問に足で踏んで答えていくと、おみくじのように結果の数字が表示されます。診断は数パターンあるので何度もやりたくなっちゃいます。

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 結果の数字の扉をパカっとひらくと診断結果がご開帳。

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驚異の的中率!

 このエリアには一息つける休憩スペースがあるのですが、そこに見覚えのある人影を発見!

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 ロズウェルにご降臨され、その後はエリア51で勤務されていたとか色々な逸話をお持ちでいらっしゃるグレイさんじゃないですか!?

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誘うような気だるげなポーズ

 近い…こんなにドキドキしたのはいつ以来でしょうか。グレイとはもちろん写真が撮れますよ!

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いきなり肩に手をかけるなど、いつになく積極的な筆者

 解剖されてしまった過去を思い出しているような物憂げな瞳が艶っぽいです。ぜひ間近でこの造形美をご堪能ください。

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思い出を残す「つながる場所」

 TeNQで体験した感動を締めくくる、最後のエリア「つながる場所」

 はじめに通過する「コトバリウム」はうっとりするほどキレイ。

 天の川にそのまま投げ込まれたかのような幻想的な空間に、宇宙に関した名言などが代わる代わる表示されます。

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椅子があるので腰をかけながら、ぼーっと眺めるのもいいですね

 奥に進むと地面に月に大きな月が現れました!この「私の足跡」にはちょっとした仕掛けがあります。

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 月面を歩くと自分の足跡が残るんです。たまたま人がいなかったので、いいことにひたすら足跡を付けて遊んでしまいました。

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子どもは絶対ハマるね

 そして最後はここならではの面白い記念写真が撮影できる「ちょっと宇宙でフォト

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 ロケットにまたがる、ラムちゃんみたいに三日月に乗るなどTeNQならではの思い出の一枚を残せます。

 あなたも宇宙の旅の締めくくりにキャトられてみませんか?

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キャトルミューティレーションを選んだTeNQ、マーべラス

 フォトスポットで思い出を残したら、オリジナルグッズが揃う「TeNQ宇宙ストア」でお土産さがし。

 Tシャツやネクタイのほか「アストロボール」のSpheroもこちらで購入できます。

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 展示や映像を通して「宇宙」をもっと身近に楽しめる、エンターテイメント溢れる宇宙ミュージアム「TeNQ」。

 夏休みにぜひ遊びに行ってみてください!

■ 宇宙ミュージアム「TeNQ」
アクセス
東京ドームシティ黄色いビル6F
営業時間
平日 11:00 ~ 21:00(最終入館 20:00まで)
土日祝・特定日 10:00 ~ 21:00(最終入館 20:00まで)
※チケットは日時指定制。事前購入がオススメです。(公式サイトセブンチケット)
※大型映像・音響・暗転の特殊演出があるため、4歳未満のお子様は入場できません。

⇒ 東京ドームシティ|宇宙ミュージアム『TeNQ(テンキュー)』

 

ライター名

この記事を書いた人

sunagimo

 

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