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ソフトバンクが新料金のシミュレーターを公開!今のリアルな料金と比較しました

2014/06/30 20:28

ソフトバンクが新料金のシミュレーターを公開!今のリアルな料金と比較しました

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 久々に携帯業界大きなトピックとして、大手3社全てがこの夏から大幅に料金を改定します。

【徹底比較】ドコモ・au・ソフトバンクの新料金プランをまとめてみた

 概要は発表されておりますが、じゃあ実際に今より高くなるの!?安くなるの!?どうなの?ということで比較してみます。

 ソフトンバンクが「スマ放題かんたんシミュレーション」を公式サイト上で公開しているのでこれを使い、実際ソフトバンクでiPhoneを使い続けているイマ&ムラの料金と比べてみます。

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現在の料金

 まずは今の料金を確認。端末代を除くと以下のようになっています。

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 基本使用料:934円
+ パケットし放題フラット for 4G LTE:5,200円
+ S!ベーシックパック(i):300円
= 6,434円

新料金をシミュレート!

 シミュレーションといっても使い方は、「機種」と「データ容量」と「新規/機種変/MNP」の3つのプルダウンを選択するだけ。

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 今年iPhone 6(仮)を買うことを想定し、機種はiPhone、データ容量は5GB、機種変にします。

 気になる料金は…6,560円!!お、あんまり変わらない?

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 と、出ましたが、ぶっちゃけコレでは済みません。

 まずこの料金内に組み込まれている「スマホ下取り割」ですが、下取りに出す予定もないのでここを除外。

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 さらに「iPhone機種変更サポート」も現在利用している端末がiPhone 5sなので関係無し。iPhone 5でも「iPhone 5 残債無料キャンペーン」がりますが、こちらも16ヶ月以上利用が条件。

 仮に9月にiPhone 6が出たとして、iPhone 5sからの機種変だとしても16ヶ月の条件から外れるのでアウト。

 つまりここに表記されている割引は基本的にどちらも適用されません、つまり画面左に出ている8,000円(税込み8,640)が正解。

sbsumaho-dai002_063014_010551_PM

 単純比較で2,206円の値上げ!これはキツい!

新料金のメリット・デメリット

 まず新料金のメリットとしては大きく謳われているように「通話が定額」です。国内の通話なら他社携帯・固定電話いずれもも通話料金が上乗せされることはありません。

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 しかし悲しいかなここで最初の現在料金の画像をご覧ください。私イマ&ムラの月の通話料金は660円。だいぶメリットは薄めです。(※あくまで私個人の料金です!)

 また、新料金の大きな特徴として家族とデータ通信を分け合える「家族データシェア」があります。

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 これは家族で複数契約をした場合に親回線のデータ通信料にプラスして2台目以降は500円/月で同じ量内のデータ通信を使えるというもの。

 デメリットとしてはパケット通信”量”があります。選んだプランは5GBでした。現在の月の最大量は7GBなので料金が上がったにも関わらず2GB減った形になります。より大容量の10GBもありますが、当たり前ながらさらに料金が上がってしまうので料金差は更に広がります。

 この通信量については現在データ増量キャンペーンを行っており、最大13ヶ月2GB追加されるので、5GBの場合は今のプランと同量まで使えます。

総括

 新料金にしてお得になるのは主に以下の人、ということになります。

・通話を多くする人
・家族で同じキャリアを使う人

 特に2つめについては家族全体で見れば、パケットのデータシェアにより一気に減額できる可能性があります。

 ただしそのためには、自分と家族がどれくらい通信を行っているか知っておくことが大切です。ソフトバンクであれば「My SoftBank」のメニューにある「ご利用のデータ通信量を確認する」から月の通信量が見られるので、新料金に切り替える前に確認しておきましょう。

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 ソフトバンクで見てみましたが、大体他キャリアも同じような路線と考えていいと思います。

 キャリアがこういったプランの展開をする狙いとして、行政指導なども入りつつある昨今、MNP流入の優遇が難しくなり、継続利用者を増やしたいこと、さらにその家族を取り込みたいこと、が挙げられます。

 一人単位の比較だと料金は上がってしまいましたが、家族全員で使えば利用者としても安く使える可能性があります。他社移り変わりを頻繁にしそうにないのであれば上記の通信量調査などをして、厳しいプラン変更をなんとか安く乗り切りましょう。

 ガジェオタの人は諦めるか、MVNOに移行しましょう。

Flappy bird  ライター
 イマ&ムラ
 @ima_mura_

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