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【iOS 8を総おさらい】ウィジェット機能やサードパーティ製キーボード解禁へ!
2014/06/03 14:00
「Apple WWDC 2014」で発表されたiOS 8。
新たな写真編集機能やサードパーティ製ーキーボードの解禁など、注目の機能が数多く明るみにされました。
ここで新機能や進化した点などを振り返ってみましょう!
写真
■編集機能の強化
撮った写真を水平に自動修正する機能が追加されました。
傾きがちな動きながらの写真撮影も、後で修正できるので頼もしいかぎり。
さらに色みや明るさなど、より細かい調整機能が追加されます。
編集に関しては別アプリを使っていた人も純正だけで満足できてしまいそうです。
■検索機能の追加
写真検索も追加されました。「1年前」「付近」といった期間で探せるほか、「撮影日」「撮影場所」「アルバム名」でも検索が可能になりました。
■新機能「iCloud Photo Library」
iCloud対応デバイスであれば、保存した写真や動画をいつでもどこでも閲覧できます。
また明るさなどの編集を行った場合、別デバイスにもすぐに編集結果が反映されるようになりました。
使用可能領域は最初の5GBまでは無料で、20GBが月額が日本円で約100円、200GBが約400円とお手頃価格。
最大で1TBまで対応しているそうです。
メッセージ
■グループメッセージ
LINEのグループトークのように複数人でのメッセージのやり取りが可能になります。
もちろん写真や音声等の添付もでき、LINEにとって強敵となりそうです。
■ボイス・ビデオの添付
テキストだけでなく歌や動画の添付も可能になりました。
届いた音声ファイルはiPhoneを耳に当てるだけで再生できるというAppleらしいユニークな機能も。
複数のファイルは一度共有することもできるため、旅行先での写真交換などが手軽に行えますね。
■現在地の共有
現在地の共有も可能に。相手の居場所を地図上で確認できるため、待ち合わせ時に役立ちそう。
マルチタスク
ホームボタンの2度押しで表示されるマルチタスク。この上部に連絡先に登録されている人物が横一列で表示されます。
お気に入りや最近連絡をとった人に電話、SMS、Facetimeなどですぐに連絡ができます。
Spotlightの進化
Spotlightで検索できるものが大幅に追加されます。
Wikipediaをはじめ、iTunes Storeやibook、App Storeの検索もここから行えます。
また近場をお店を検索して、道順をマップに表示させるといった使い方もできるようです。
メール
■メール
スワイプ操作でフラグ付けや既読など、複数の処理が可能になります。
作成中のメールを一次的に画面の外に移動させ、他のメールを閲覧できるといった痒い所に手が届く親切機能も追加されます。
Safari iPad版
iPad版のSafariはタブの一覧表示が可能になり、使いやすさが一気に向上。
サイドバーをタップするとブックマークやリーディングリストが表示されるようになりました。
通知センター
通知センターの項目が「今日」「通知」の2つになり、わかりやすくなりました。
またメール等に関しては、通知センターから直接返信が行えます。
さらに通知センターにウィジェットの設置が可能になりました。
ニュースアプリやスポーツの試合結果など、より自分の用途に合わせたカスタマイズが可能になります。
カスタマイズの自由度が低かったiOSにとって、これは嬉しい進化といえるでしょう。
キーボード
■QuickType
ユーザーが入力した文脈に応じて、単語の予測変換を行うQuickType機能が追加されます。(日本語にも対応予定)
使用を重ねることでユーザーが入力する言葉の傾向を細かく学習。
上司には敬語、友だちにはタメ口など、メッセージを送る相手によって予測が変わる驚きの機能もあるそうです。
■サードパーティキーボードも使えるように
驚くべきことにサードパーティ製のキーボードが解禁されました。
セキュリティに関してもキーボードでは通信を行わないなどの配慮がされているとのこと。
これは多くの人が待ち望んでいたことでしょう。ATOKやSwypeなどiOSで様々なキーボードアプリを使える日が待ち遠しいですね。
Family Sharing
購入したアプリ・音楽などを家族間で6人まで共有可能になります。制限も可能でパパママも安心。
カレンダーの共有ができるので、家族のスケジュールを全員が確認できます。もう家に伝言用のホワイトボードは必要ないかも。
なお、同機能を使用にApple IDやパスワードは必要ありません。
Health
噂されていた健康管理アプリ「Health」も発表されました。
ユーザーの運動、睡眠、食事など健康に関するデータをまとめて管理できます。
サードパーティ製アプリと連携可能なので、複数のアプリにデータを都度登録する手間が省けます。
Siri
画面に触れずに掛け声だけでSiriを起動させられます。
Shazamとも連携し、Siriに音楽を聞かせると曲名を教えてくれるうえにiTunesで購入もできます。
AppStore
■検索が進化
検索した語句に関連したキーワード表示や、トレンドとなっているキーワードもわかるように。
アプリがより探しやすくなりました。
■複数アプリをまとめて販売できる
複数のアプリのセット販売が可能になります。価格は単品と異なるものが設定できます。
この機能は多くの開発者から要望があり、今回はそれにApple側が応えたかたちになったようです。
■プレビューに動画追加
アプリの紹介として動画が新たに掲載できるようになります。
Google Playではお馴染みですね。
■無料テスト機能
ベータ版のアプリをテストプレイできる機能も追加。
一般ユーザーでも新作アプリを一足お先に体験できるようになります。
アプリ間の連携
今までは不可能だった、サードパーティ製のアプリとの共有が可能になります。
例えば、純正の写真アプリでサードパーティ製アプリのフィルタを使った編集ができるといったかたちです。
Androidのインテントのような機能ですね。
iOS 8のリリースは秋。
ウィジェットやサードパーティー製キーボードの解禁など、今までのiOSでは考えられなかった動きに期待が高まります。
sunagimo |
@sunagimogingin |