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今度のAnkerのロボット掃除機は水拭きに本気。床に圧を加えてしっかり拭き、モップの自動洗浄から乾燥まで行う「Eufy Clean X9 Pro with Auto-Clean Station」発売開始
2023/06/15 11:00
Ankerが2023年6月15日本日、新型のロボット掃除機「Eufy Clean X9 Pro with Auto-Clean Station」の発売を開始しました。
発売前にサンプルをいただきましたので、実際の使用感など含めてご紹介します。
まずは外観ですが…でかい!とにかくでかい!
いや、掃除機本体は普通なのですが、ステーションが明らかに大きいです。
横にいるの現在我が家で活躍中のRoboVac L35 Hybrid+。こちらにはステーションに自動ゴミ収集機能がついておりその分今までよりステーションが大きめですが、それより遥かに大きいです。
なぜかというと、本機は水拭きを重視しており、モップの自動洗浄や乾燥が可能となっているため。このステーションの中に洗浄用の水と排出された洗浄後の水のタンクがはいっています。
上部を開けるとこんな感じで大きめのタンクが2つはいっています。
右が洗浄用の水、左が洗浄に使われて排出された水になります。
ユーザーは右のタンクに水を入れて、洗浄が終わったら左のタンクの水を捨てていくことになります。
掃除機本体はこちら。
本体のサイズ自体は普通のロボット掃除機サイズです。形が真円ではなくちょっと片方が幅広になっています。
裏はこんな感じ。回転式のモップが2つ付いているのが特徴。
本体側面には掃除機とは思えないほどカメラやセンサーが付いています。今や家電にもこんなにカメラ付くんですね…これを使ってマッピングや障害物の回避を行います。
本体上を開くと通常の吸引用のダストボックスが付いています。他の部分が水拭きに特化していてすごいことになっているので、ここは普通で見るとむしろ安心しますね。
ダストボックスは取っ手を引き出して簡単に出し入れが可能。横のボタンを押しながら開いてゴミを捨てられます。
シンプルですが、ここらへんも地味に進化して使いやすくなってきています。
実際に水拭きを実施してみました。
タンクに水を入れて充電したら、1~2分程度のモップ洗浄の後にすぐに開始できました。複雑かと心配でしたが、ユーザーとしてはやることがシンプルでちょっと安心しました。
実際に水拭きの様子。
本機の特徴の1つは水拭きの際の加圧。1Kgの圧をかけてしっかり拭いてくれます。簡単にいうと人間が雑巾がけする時に床を押しながら拭く感じですね。ロボットでそこまでするのが凄い。
水拭き後の様子も見ましたが、びしょびしょになることも無く、拭いたあとは少しするとスーっと乾いていき、水切りもしっかりできていてちょうどの水量で拭いてくれていることがわかります。
掃除の制御や水拭き/吸引の指定などはeufy Cleanアプリから行います。
アプリの登録は最初にステーションを電源に繋いで本体をセッティングしたら、アプリを起動して指示に従うだけで簡単に行なえます。
掃除と同時にマッピングも自動で行ってくれます。今までの機種と比較してカメラがごつくなったせいかマッピングはめちゃくちゃ早いです。
少し動き出した時点で部屋の構造のかなり奥の方までざっくり把握しており、実際に掃除をしながらそれを修正していく様子も見られます。最初はアプリを開いてマッピングされていく様子を見るのも面白いですよ。ここまでセッティング以外自動でやってくれるので本当に簡単です。マップから掃除の範囲指定などもできます。
掃除が終わるとステーションに戻りモップの洗浄が始まります。
洗浄自体は数分で終わるのですが、乾燥には3時間ほどかかります。とはいえ自動で勝手にやってくれるので放っておけばいいのは非常にありがたい。人間の水拭き掃除でいうと、雑巾がけしたあとに雑巾洗って干すまでやってくれるわけですからね。
1点注意なのが、本機は水拭き重視なので、吸引掃除の自動ゴミ収集には対応していません。ちょっとそこが惜しいですが、そこも含めるとステーションの大きさがさらにえらいことになりそうです。
今までの吸引メインの水拭き兼用掃除機は、モップの付替えや取り外しての別途掃除が必要、水の補給も本体のタンクに都度手動で追加など手間がありましたが、本機はそこを一気に解決しています。
手間が省けるのもそうですが、自動で洗浄・乾燥まで行ってくれるので掃除機およびモップ自体の清潔さも保たれるのは大きな利点ですね。
価格は ¥109,900、初回100個限定で20%(¥21,980分)のポイント還元も行われます。
価格は流石に張りますが、水拭き重視なら良い選択肢ではないでしょうか。