Appleがアプリや音楽などデジタルコンテンツや、Apple製品の購入に使えるプリペイド式カード「Apple Gift Card」を販売開始しました。

　今までもAppleはプリペイド式のカードは販売していましたが、アプリや音楽の購入に使える「App Store＆iTunesギフトカード」とMacやiPhoneなどApple製品購入に使える「Apple Storeギフトカード」の2つがありました。

　それぞれチャージは別となり、デジタルコンテンツ用と物理製品の購入用で別れていたところ、今回の「Apple Gift Card」はその2つが一緒になった形となります。

　カード自体のタイプが一つになったと同時に残高の扱いも統合されました。今後は「Apple Gift Card」でチャージした金額はアプリの購入にもデバイスの購入にも使えます

　また、すでにチャージしている分も両方で使うことができるようになっており、今までの「App Store＆iTunesギフトカード」「Apple Storeギフトカード」がある場合もチャージした時点で「Apple Gift Card」と同じ扱いになります。

　今後期待できる点としては、今まで通りiTunesカードのセールなどが行われた場合にApple製品もその分安く買うことができる様になります。

　他にも直近ではAppleが毎年行っている年始のセールでは「Apple Storeギフトカード」で還元されていましたが、その金額がデジタルコンテンツに利用できる様になります。

　逆に不安な点としては、今回の統合にあたり今までの様にカードのセールがコンビニなどで行われなくなる可能性も考えられます。

　ただ、家電量販店やコンビニなどでは各社のポイント制度などもあり、カード購入でそちらで還元やセール/割増などが行われる可能性もあります。

　今まではとにかくiTunesカードがセールされたらアプリや音楽が安く買える、というシンプルな図式でしたが、今後はそこにApple製品の割引が考慮され、買い方も変わってくる可能性があるので、しばらくは動向に注目です。

　Apple Gift Card – Apple（日本）