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ホームボタンに戻るなら今。「iPhone SE(第2世代)」開封レビュー
2020/04/25 09:33
2020年4月24日(金)iPhone SE(第2世代)」が発売開始となりました。
キャリア版の販売は5月11日まで延期となってしまいましたが、Apple公式および家電量販店では一時在庫切れではあるものの、SIMフリー版を販売開始しています。
というわけで早速開封してきます。
外箱の上にはiPhone前面が描かれています。iPhone 11シリーズなどは背面ですが(おそらく前面だと区別つかないため)、ホームボタンがある唯一のラインナップとなったiPhone SEではそちらを全面的に押し出してきているのかもしれません。
横側面には「iPhone」の文字、縦側面はアップルマークです。少し前から機種名ではなく「iPhone」のみになりましたね。
箱内部の入り方はいつもどおりといった感じでしょうか。
何度も何年も見たアダプタとEarPodsが同じ様子ではいっています。
本体。今回は(PRODUCT)REDを購入しました。
iPhone 8と筐体は同じですが、カラーが違うため新鮮味があります。背面は一枚のガラスに覆われ、Appleロゴと(PRODUCT)REDの記載しかありません。
側面はアルミとなっており、金属の輝きがあるため高級感があります。
前面は黒。今回は全カラー黒で統一となっています。今まで黒系以外の前面パネルの色は白だったので少し新鮮です。
そういえば昔、iPhone 8の(PRODUCT)REDが出た時に前面は実際に採用された白より黒の方がカッコいいのに、と言った記憶がありますし、多くの人がそう言ってました気がします。
手元にあったiPhone 7との比較です。
iPhone 7ではまだ背面にアンテナラインがあります。こうやって並べて比較するとやはりアンテナラインいりませんね。
素材も変わって同じ形なのに全然見た目の印象が違います。
また、カメラについてもシングルカメラで同じ。もちろん内容は大幅にパワーアップなのですが、カメラの出っ張り部分についても違いがあります。
iPhone 7はアルミパーツを変形させてカメラ部分を盛り上げていますが、iPhone SEは背面全体はガラスなのでレンズ周辺は別パーツ。
比較してみるとレンズ自体の直径はおそらく同じなのに、iPhone 7の方がカメラの盛り上がりが大きく見えます。
他にもAppleロゴが端末中央に移動して、「iPhone」の文字やその他テキストもごっそり省かれています。
このロゴ位置の変更についてはiPhone 11シリーズから採用されたもので、最新端末の証という感じがしますね。
形状はiPhone 8と同じですが、細かく見るとよりシンプルになっており、これぞこの形の完成形!という感じがします。
実際に初代iPhone SEもすでにメインのラインナップがiPhone 6sに移行してからのiPhone 5s形状の復活・その形状での最終形となったので、今回のiPhone SE(第2世代)も同じくこの形状の最終盤となる可能性があります。
Touch IDの復帰を望む声も多くあると思うので、Appleが実際に今後端末デザインをどうするかは不明ですが、基本的にはiPhone X以降のフラッグシップが今後の主流を見据えたデザインと見て良いと思います。
それも相まって、まだこの形が良い方にとって、中身がA13 Bionicなど最新に揃えたこの形状の端末というのは非常にありがたい存在で、今絶対に買っておくべき端末という気がします。