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ドコモ、au、ソフトバンクの携帯キャリア各社が7月豪雨災害で被災したユーザーにいデータ通信量の追加や一部無償化など対応を開始
2018/07/14 10:44
2018年7月に西日本を中心とした豪雨災害において、災害救助法が適用された地域に対し、大手携帯キャリアがデータ通信に関して通信量の追加や一部無償化など対応を発表しています。キャリアに応じて対応内容が違うので若干注意が必要です。
NTTドコモ:データ通信の速度制限解除
NTTドコモではユーザーがデータ量を気にせず各自治体の情報サイト、地震情報、天気予報、各種ニュースやSNS等による迅速な情報収集を可能とするため、ご契約プランのデータ量を超えた場合でも速度制限なくデータ通信がご利用いただけるよう、速度制限解除を実施。詳細は以下となっています。
1.実施内容
ご契約プランのデータ量を超えた場合※1でも、速度制限なくデータ通信をご利用いただけます
(既に速度制限中のお客さまも、本日以降速度制限なくデータ通信をご利用いただけます)
2.対象となるお客さま
平成30年7月豪雨による災害にかかる災害救助法が適用された地域に「契約者住所」または「請求書送付先住所」のいずれかがあるお客さま(法人・個人)
3.お申し出の要否
お客さまのお申し出は不要です(対象となるお客さまは自動適用となります)
4.実施時期
開始日時:2018年7月13日(金曜)17時頃より順次実施
終了日時:2018年7月31日(火曜)まで
ドコモからのお知らせ : 平成30年7月豪雨による災害にかかる災害救助法適用地域のお客さまに対する支援措置を追加 -データ通信の速度制限解除を実施- | お知らせ | NTTドコモ
au:データ通信容量10GBの追加
auでは防災情報等の迅速な収集のため、通信容量の追加を求める声を多数いただいていることから、当該地域における当社通信設備の現況で可能な対応として、災害救助法が適用された地域におけるユーザーを対象に、順次、データ通信容量を10GB追加するとのこと。またデータ通信容量の追加までの間に実施されたデータチャージの利用料金についても、請求しない取り扱いにするとしています。
1. 対象のお客さま
このたびの大雨により災害救助法が適用された地域に契約者住所または、請求書送付先住所が所在するお客さまで、以下の「データ定額サービス」または「料金プラン」にご加入のお客さまに自動適用します。
2. データチャージ等のご利用料金について
対象のお客さまが、2018年7月5日以降にデータチャージをご利用いただいている場合、そのご利用料金は請求しません。
なお、対象のデータチャージご利用料金は、2018年7月5日以降で、かつ、上記データ通信容量10GBの追加までにご利用いただいた分に限ります。
平成30年7月豪雨で被災されたお客さまに対するデータ通信容量10GBの追加について | 2018年 | KDDI株式会社
ソフトバンク:追加データ購入料金の無償化
ソフトバンクでは“ソフトバンク”および“ワイモバイル”のスマートフォンを利用のユーザーを対象に、2018年8月31日までデータの追加購入料金を無償化します。
1. 適用条件
平成30年7月豪雨により災害救助法が適用された地域に契約者住所または請求書送付先住所が所在する、“ソフトバンク”および“ワイモバイル”のスマートフォンをご利用の個人のお客さまに自動で適用します。
2. 期間
2018年8月31日まで
3. 対象機種
“ソフトバンク”および“ワイモバイル”のスマートフォン、タブレット
平成30年7月豪雨で被災されたお客さまを対象にした追加データ購入料金の無償化について | ソフトバンク株式会社 | グループ企業 | 企業・IR | ソフトバンクグループ
また、すでに各社は利用料金の支払い期限延長などの支援措置の実施や「災害伝言板」「災害用音声お届けサービス」も展開しています。