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フォワードワークスから広井王子原作・総監督の新アプリ「ソラとウミのアイダ」が10月上旬に配信決定!プレス発表会レポート!
2017/07/25 20:06
2017年7月25日(火)本日、フォワードワークスより新作アプリ「ソラとウミのアイダ」のプレス発表会が行われました。
「ソラとウミのアイダ」はフォワードワークスが昨年12月にソニーIPを使ったスマホアプリを一気に発表、その際に完全新規のオリジナル作品として広井王子氏自ら発表されたのが初出。それから約半年、その全容が紹介されました。
広井氏は最初にこのゲームの構想として「実際に魚がいなくなってしまったらどうなるのか、宇宙に生け簀を作ってそこで養殖するんじゃないかな」
「今まではそこ(自然)にあったものをただ取っていた時代から、そこで初めて漁業は農業のようになる、自分たちで最初から管理して作って取る、そんな時代が本当にくるんじゃないか」
また「未だに漁業では船に女性が乗りにくいという環境がある。そこに男女雇用機会均等法が実際にきちんと入ってくるとどうなるのか、そういうことを全部まとめてできはしないか」という考えからこのゲームができたと語りました。
会場にはメインキャストの声優さん達が出演。高橋花林さん(空町 春)、立花理香さん(村上 波乃)、井上ほの花さん(ルビー・安曇)、すずきももこさん(櫻 舞湖)、神坂 和(美剣 真)、浅川 悠さん(鳴海 高子)(※かっこ内は役名)残念ながら薪 真紀子役の米野真織さんのみ映像での出演となりましたが、総勢6名が登壇されキャラクターの裏話などで盛り上がりました。
舞台は広島は尾道ですが、キャラクターはそれぞれ出身地が違うのも特徴。東京、広島、秋田、京都、カリフォルニア、熊本、とそれぞれのキャラクターは方言で喋ることもあり、それもまた一つの魅力。その際は字幕(?)は標準語が表示されるのでそこも見ものだそう。
声優さんがセリフを噛んでしまった際、広井氏がそれもセリフとして採用したというエピソードも。広井氏いわく「噛むもんねぇ。そういう自然なのも入れたいと思って」。こういったやりとりや、柔軟な対応も名作を生み出して来た広井王子らしい話でした。
ちなみにゲーム内には数多くの歌も出るとのこと、これにも広井氏は「僕が出てきて歌が出ないなんてないよねぇ」だそうです。
公式サイトにてオープニングムービーが配信中です。
ゲームはアドベンチャーゲームに当たるストーリーパートとアクションゲームとなる宇宙漁業パートから成ります。
宇宙漁業で鍵を入手、その鍵を使ってストーリーを進めるというのが簡単な流れとなります。
宇宙漁業はいわゆるひっぱり系アクションで、各キャラクターに守護神を装備させキャラクターがHP、守護神が技を担当する形となり、HPは全員の合計で一つのゲージとなるようです。
アドベンチャーパートではメインストーリーと各キャラクター別のストーリーがあり、時には時間制限付きの選択肢も。
選択肢は”選ばない”という選択もあり、オートモードを使った場合全て選択しは選ばない状態になるそうです。
各種キャンペーンも展開
配信に向けて多数のキャンペーンも開催されます。まずは事前登録。
公式Twitterでのフォロー&RTキャンペーン。
そして9月3日からは公式ラジオも開始。9月19日にはPeriscopeとYouTube LIVEでの公式生放送も。
コミックが電撃大王11月号より連載開始、ノベライズも電撃ゲーム文庫から今秋発売予定。そして2018年にはTVアニメも放送が予定されています。
さらに舞台化も予定しているそう。
ゲームは台湾・香港・マカオでも配信を予定しており、日本ではスマートフォン、タブレットだけでなくPC対応も進めているとのこと。
ゲームとしてのクオリティももちろんですが、4年がかりで地域との協力を経て実際の尾道の町並みも多数でてくるということで、そういった現実とのコラボも非常に面白い試みだと思います。ちなみにキャラクターの一人「村上波乃」は広島出身。公開されたイラストでも広島東洋カープのユニフォーム姿となっていますが、しっかりと広島東洋カープの許諾は得ているとのこと。
アプリが遊べるようになるのが今からかなり楽しみです。