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マウント不要は正義、変幻自在の本体を巻き付ければどこでも使えるアクションカメラ「Boud PIC」レビュー

2017/07/14 19:14

マウント不要は正義、変幻自在の本体を巻き付ければどこでも使えるアクションカメラ「Boud PIC」レビュー

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 最近ではカメラ/ビデオカメラの一つのジャンルとしてアクションカメラが見られますが、個人的にとっつきにくいのがオプション品。

 何かと使うシーンに合わせてマウントパーツを変えなければ行けないアクションカメラがほとんどななかこの「Boud PIC」だけ違います。マウントのためのオプション品無し、この珍妙な形状を利用し、あらゆる場所にまとわりつけて使えるアクションカメラです。少し前にこれを購入してみたのでレビューをお送りします。

SONY DSC

 特徴は何と言ってもその形状。長いヒモのようになっており、自由自在にぐんにょり曲げることができます。

SONY DSC

 曲げる事ができるといっても、柔らかすぎず絶妙な硬さがあります。例えばこうやって土台を作って先端を縦に伸ばせば、机の上で普通のカメラを三脚に立てたような形で撮影することも可能。

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 ボタンはレンズとは反対側に一つあるだけ。長押しで電源のオンオフ、ワンクリックで静止画撮影、二回クリックで動画撮影ができます。

SONY DSC

 そして真骨頂は上述したとおり、マウント無しで使えるということ。実際に自転車で移動の際にカバンのストラップに巻きつけて使ってみました。

boudpic_20

 画質は1080p/30fと超高性能というわけではありませんが、アクションカメラとしては必要十分。価格からも割高感はありません。

 巻きつけ方や場所は自転車のハンドルの根本でも構いませんし、車ならバックミラーの根本にひっかけてもいいでしょう、自分の足に巻きつけて撮影する、なんてこともできます。

 操作は本体以外に専用アプリからも可能。アプリからならリアルタイムでプレビューが表示される上に、タイムラプスとスローモーション撮影もできます。

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 レンズ先の頭部分の色変えパーツが付属しています。見た目をちょっと変えて楽しんだり、予備としても使えます。

SONY DSC

 完全防水、というわけではありませんがIPX7の生活防水に対応。水辺で撮影するくらいなら十分耐えられます。

 価格は20,000円で本体はヘッドパーツと同じ三色から選べます。

 アクションカメラは大抵が本体のみではシンプルなもので、頭につけるのであればヘッドバンド、自転車などに付けるならハンドルに固定できるもの、ヘルメットに付けるなら吸着させるためのもの、といった形で都度マウント装備を変更しなければいけないわけです。

 そうすると、目的別に荷物を変えたり、複数のマウントを持ち歩いたりしなくてはいけないのも正直面倒。一つは欲しいな、と思っていたのですが、それを考えていつも躊躇していましたが、これなら本体一つを持ち歩いて、気が向いた時にサッと使えます。

 高性能を売りにするのではなく、使いやすさに重点を置いた面白い製品です。

ライター名

この記事を書いた人

イマ&ムラ

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