カテゴリ 特集・連載
ミートアイ編集長が独断と偏見でオススメする2015年上半期オススメゲームアプリTOP10!
2015/07/15 20:09
き、気がついたら2015年が半分終わっていた!何を言っているのかわからねーと思うが(以下略)
光陰矢の如し、歳月人を待たず、恐ろしいスピードで時間が過ぎていくことに焦燥・動悸・息切れ・発汗・加齢が止まらないイマ&ムラです。
というわけで2015年も半分が過ぎてしいましたが、うだうだ言っても仕方ありません。この半年で私がオススメだと思ったアプリをまとめてご紹介します!くれぐれもあくまで私の趣味なので、あしからず。
10位「はらぺこ勇者と星の女神」
最近パズルRPG系で増えている「なぞって繋げる」系アプリ。ブロックをなぞった分だけ紛れている敵に与えるダメージが大きくなります。
さらにこのゲームはそこにさらにダンジョンを地下に潜るという要素があるため、繋げて消すことがそのまま足場の消去に繋がります。しっかり敵を倒しながら足場を消していかないと、周りが敵だらけになり即死もありうるというかなり思考力が試されるゲーム。
難易度は結構高めでもうちょっと緩くして欲しいとも感じましたが、システムはよく出来ているゲームです。
9位「インプロージョン」
コンシューマ寄りのハードアクションゲーム。とにかくグラフィックがすさまじい。俯瞰視点でゴリゴリ戦えます。ロボ好き・アクション好きはやって損なし。
こういった系統のゲームは少し前まではスマホでの操作は危ぶまれてましたが、最近はかなり操作感もよくタッチパネルでも思ったとおりに操作できるのは嬉しいですね。
8位「ロード・トゥ・ドラゴン」
そうです、もう二年前のゲームです。ですが今でもオススメです。パズドラなどなんだかんだでずっと続けている定番のゲームと現れては消えていく新しいゲームと二極化するなか、ロードラは他のゲームの間にも出来るテンポの良さと、その短い時間の中にしっかりと思考させるパズル性が見事に凝縮されています。
久々に手を付けたら、ガッツリ入れ込むというほどではないけれど、なんだかんだでちょいちょい続けるという程よい位置づけになった為ランクイン。ある意味名作ってこういうことかも。
7位「ロイヤルフラッシュヒーローズ」
ポーカーの役を作って敵を攻撃するという要素を基本に隊列の入れ替えや育成とシステム的にはかなり色々盛りだくさんで、ギリギリの兼ね合いだけどなんとかうまく噛み合っています。ちょっとロードが長いかも。
6位「ソニック ランナーズ」
言わずとしれたセガのメインキャラ、ソニックのアクションゲーム。タップでジャンプするだけなのにちゃんとソニックしてる感が味わえるのは凄い。コンシューマからの単純移植ではこうはいかなかったでしょうし、携帯向けに簡略化され過ぎた別ゲーでもソニックとしては厳しい。見事な落とし所で流石看板を背負うだけのキャラを使ったゲームと言えます。
5位「Dreeps」
ゲームと言っていいのか、アラームと言っていいのかわからないアプリ。プレイヤーはただアラームをセットするだけ、あとは勝手にキャラクターが冒険を続けて体力が無くなると次のアラームまで休むという異色中の異色ゲーム。
グラフィックだけでなく細部まで行き渡るゲームデザインや音楽が素晴らしく、アラームとRPGを融合させるアイデアも見事。見ているだけなのにアツくなれるバトルというのは初体験でした。テクニックも不要なのでまさに老若男女だれでも遊べる下地も素晴らしい。
4位「リトルノア」
要塞を作って他プレイヤーと戦う系のゲームは海外デベロッパーの独壇場ですが、数少ないハイクオリティな和製アプリ。キャラクターの可愛らしさと、ゲームシステムの丁寧さはやはり日本人にはこっちがいいなぁと思わせてくれます。
シミュレーション系が好きならまずはコレをやっておけば間違いないと思います。
ここからは栄えあるベスト3。ここからのアプリは悩む事なく即決のアプリたちばかりでした。というよりこのアプリたちスタートでのベスト10みたいな感じですらあります。ここからは「自分の趣味じゃない」と言われても「お願い!一回、一回でいいからやってみて!」と私からお願いしたいレベルのアプリです。
3位「みどりのほし」
イマ&ムラ的に一言でいうと「この地球上の全ての人に遊んで欲しいアプリ」頭上を通る隕石(彗星?)たちをミサイルやらレーザーで撃ち落とし、惑星を緑に変えていきます。惑星を破壊する爽快感はゲームらしく、次々と惑星の緑化に励む宇宙人の姿は自然破壊のまっただ中にいる地球人へ優しくさりげなくやらしくなくメッセージを投げかけてくれます。
ゲームにも製作者の意図やテーマが大事だと教えてくれる作品でもあります。
2位「スバラシティ」
時間泥棒どころの騒ぎではない、時間強奪アプリ。もしくは未来にタイムスリップできるアプリ。隣り合う同じ色のブロック(=建物)を合体させ続けて豪華な街を作り上げるパズルゲーム。
シンプルで誰でもやればすぐわかるルールでありながら思考力を試される奥深さを持ち合わせ、止め時を失うどころか探すのが難しいゲーム。私はこのゲームで帰りの電車で寝過す以外で初めて降りる駅をスルーしました。
私はヘッタクソです、でも楽しいです。誰でもいつまででも楽しめます。
1位「彼女は最後にそう言った」
ドット絵のアドベンチャーゲームです。ゲームの性質上ストーリーがメインとなるのでストーリー性を重視しない人は興味が薄いかもしれませんが、そういう人にすらオススメしたいと思える作品です。
システムもゲームのボリュームも全てが魅せるために作られています。決して大きなデベロッパーのアプリではありません、だからボリュームが少ないと思う人もいるかもしれません。
しかし、このゲームはこのボリュームだからこそいいのです。このアプリのサイズ感、テイスト、内容全てが纏まって一つの作品となっています。ゲームはグラフィックが豪華だからいいのでもなく、システムが目新しいからいいのではありません。何を以ってユーザーを楽しませようとしているのか、それさえしっかりしていれば例え一瞬で終わっても、ありきたりの操作でもいいのだと思います。
また音楽も素晴らしいです。曲が、というだけでなく入りや止めるタイミングなど演出としての活かし方も見事。ぜひ音楽も聞きながらプレイしてください。
総評
トップ3が奇しくもインディーズゲーム(あんまりこの言い方好きじゃないけど…)というか、個人もしくは小規模デベロッパーさんのアプリとなりましたね。
別に大手のゲームが嫌いとかやってないとかではありませんよ。ただ、個人の方の方がどうしても小規模なゲームしか作れない、それ故に一つ尖ったアイデアを必死で生み出し、それを全面にぶつけて来ているということをひしひしと感じ、それが私の心に刺さりまくった結果なのかなぁという気がしました。
色々と周りでやかましいこともありますが、本来個人も企業も同じ土俵で戦えるのがアプリ業界の素晴らしいところだと思います。個人ならではの戦い方があり、企業だから作れるアプリがある、いずれも素晴らしく、だから楽しい。2015年後半もたくさんの素晴らしいアプリが出てくることをいちユーザーとして楽しみにしたいと思います。