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写真高画質化アプリ「Remini」が話題。ただしちょっぴり気をつけた方がいいかも
2020/02/24 12:01
先日より写真を高画質化できるアプリ「Rmini」が話題となっています。AIを使って写真のノイズを除去したり、ぼやかした写真から顔を復元できる、というものでなかなか面白いのですが、ちょっと注意点もあると感じました。
とにかくどんなアプリか使ってみましょう。
まずはノイズの除去。
ここに自撮りをしてわざとノイズをかけた写真を一枚用意しました。これをアプリに読み込んで処理すればOK。
読み込んだあと少し待つと完成。比較できるように見せてくれます。右上のボタンから処理後の画像をDLすることも可能。
完璧、とは言わないまでも結構ノイズは減らせています。これはこれでアリ
気になるのはもう一つの機能。顔の復元です。モザイクやぼかしを入れた画像を読み込ませると顔を復元してくれるというものなのですが、とりあえず、わざと写真をぼかしてやってみます。
結果はコチラ。
キレイなワタシができました。
というより別人ですね。
これに関しては、このアプリにて学習したAIが、接続している提供会社のサーバーにある手持ちのそれらしい画像からぼかし部分に調整して当てはめているという感じのようです。
なので、近くなる可能性はあってもあくまでモザイク除去とは違いそこそこ別物になるというのが標準と考えて良さそうです。
Twitterで話題になっていたのも、どちらかというとネタ方向でした。
何気なくサンシャイン池崎の画像をぼかしてReminiで高解像度したら浄化されて帰ってきた pic.twitter.com/GuBYkseXov
— にょほ@羊毛人形制作 (@nyofoolest) February 23, 2020
で、注意点はこのアプリの仕様です。
これ系のアプリではよくあることなのですが、画像処理はアプリ提供元のサーバーに画像が送られて実行されます。実際にネットワークを切って実行すると不可となります。
ということは、この画像が下手するとこの提供会社のサーバーに保存されている可能性があります。というよりおそらくされているでしょう。結果として返す用のはめ込み画像も、他のユーザーが加工用にアップした画像を使うという形が一番効率的なのでそうなっている可能性は大です。
利用規約(https://global.bigwinepot.com/rs2c/agreement)には、画像を会社が覗き見ることは無いと記載されていますが、以前別のAIでの画像加工アプリですが無断で権利画像を使用していた・画像をサーバーに保存していたということもありましたので、気になる方は利用にあたってその点を理解したうえで行ったほうが良いでしょう。
また、無料ではiOS版で1日3回までという制限もあります。これについては加工回数に応じて追加課金で行うことが可能です。