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Appleが開始した、非正規業者で修理を行った端末への公式修理対応はある意味罠?偽部品の販売目的所持でApple製品の修理業者が逮捕
2017/06/04 20:12

時事ドットコムが、京都府警がiPhoneの偽部品を販売目的で所持したとして非正規修理業者「アップルズドクター」の経営者を含む4名を商標法違反容疑で逮捕したと報じています。
バッテリーやバックパネルなどの部品は海外から仕入れたとみられる偽物で、正規の部品は扱っていなかったとのこと。逮捕容疑は5月31日、京都市下京区などの店舗で、アップルに類似したマークが付いたバッテリーなどを販売目的で所持した疑いです。
これについてアップル側から3月、府警に情報提供があったとのこと。
以前、Appleが非正規部品での修理を行った端末についても有償での修理対応を開始したとお伝えしましたが、それらの対応により偽部品を含む端末の修理時に部品を回収、その内容や販売経路を探っていたのだと考えられます。

Appleによる非正規修理後端末の修理対応は、単に修理範囲の拡大という意味だけでなくこういった使い方があったのですね。ユーザーとしては非正規の修理後もAppleでの正規対応を受けられるようになりましたし、Appleとしては自社デバイスの質を下げる業者をあぶり出して対処できるということです。
さらにそういった粗悪は非正規業者を駆逐できれば当然Apple公式の対応を受けるユーザーも増えると思われます。なかなか恐ろしくも上手いやりかたですね。













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