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Apple初の時計型ウェアラブルデバイス「Apple Watch」!素材の異なる3タイプやiPhoneとの連携機能など、注目ポイントまとめ
2014/09/10 12:03
ティム・クックによる「One more thing…」の後、発表されたApple初のウェアラブルデバイス「Apple Watch」
これまで噂されていたiWatchという名称ではありませんでしたが、遂にその全貌が垣間見えました。
Apple Watchは3タイプ
イヴ・サンローランなどファッション業界出身のデザイナーたちが手掛けたApple Watch。
筐体のサイズは38mmと42mmの2種。さらに素材の異なる3タイプが用意されています。バンドをそれぞれ付け替えられるので、組み合わせで印象を変えられます。
■ 「Apple Watch」
ビジネスやプライベートなどオールマイティに使えそうなのが、この標準モデル。シルバーとスペースブラックの2色です。
素材は傷や錆に強い、ステンレススチール。噂通り、ディスプレイは強度の高いサファイアガラスを使用しています。
ワンタッチで付け変え可能なバンドは6種類。
如何にも時計らしい「リングブレスレット」「クラシックバックル」などのほかに、ゴムよりも柔軟性のある素材を使用した「スポーツバンド」もラインナップされています。
■ 「Apple Watch SPORT」
軽さと強靭さを兼ね備えたスポーツモデル。こちらも色は同じくシルバーとスペースブラックの2色。
素材は合金より60%軽い7000シリーズアルミニウムを使用。これまでのステンレススチール製のものよりも最大30%軽くなっているそうです。
ディスプレイはサファイアガラスではなく、軽量Ion-Xガラス製。
表面に分子レベルで強靭な層を作ることで、通常のガラスよりも高い強度が実現できたそうです。
バンドはiPhone 5cを連想させるカラフルな5色(ホワイト、ブラック、ブルー、ピンク、グリーン)
フィット感と耐久性のある高性能フルオロエラストマー製で、バックルをピンで留めるこれまでにない仕様。片手でもスムーズに装着できそうです。
■ 「Apple Watch EDITION」
素材に18Kを使用した高級モデル。イエローゴールド・ピンクゴールドの2色があり、ファッション性の高さが魅力です。
耐久性に関しても最大2倍硬くなるよう開発された18Kを使用しているほか、ディスプレイも標準モデルと同じサファイアガラスなので問題ありません。
ベルトは標準モデルと同じものが使用可能。
「クラシックバックル」のようなタイプと合わせると、より高級感が感じられます。
機能
通話・メッセージ・メール通知などiPhoneとの連携機能のほか、Siriにも対応しています。
通話に関してはApple Watchからも行えます。
マップでは、ナビ中に曲がり角に来るとバイブで知らせる機能があるそう。
エクササイズをサポートする豊富なヘルスケア機能も搭載。
運動とは縁のない人も、長時間の座りっぱなしをアラートで防ぐ「スタンド」は日頃の生活を見直すきっかけになるかも。
時計に関しては様々なカスタマイズが可能。特にデザインを気分次第で変えられる点はデジタルの強みでもあります。
さらにiPhoneと連携することで正確な時刻を常に表示でき、時差やサマータイムなども自動調整します。
操作は画面タップや長押しのほかに、スクロールやズームなどは、端末ヨコにある龍頭「デジタルクラウン」で行います。
また右利き・左利きは設定で変更できるそうです。
充電方法はApple Watchの背面に充電コネクタを近づけると、磁石の力でぴったりくっついて充電されるという仕組み。
予想のあったワイヤレスとまではいきませんでしたが、寝ぼけていても充電できそうな簡単さです。
センサー
かねてから噂のあった生体センサーはやはり搭載されていました。
背面にあるセンサーで心拍数を計測し、より正確な運動量や消費カロリーの測定が行えます。
また歩数などを測定できる加速度センサーや、iPhoneのGPSとWiFiを利用すればサイクリングなどの移送距離も測定できます。
気になる発売時期や価格は?
Apple Watchの発売は2015年初めを予定しており、価格は349ドル(約37,000円)から。
連携できる機種はiPhone 6,6 Plus及びiPhone 5,5s,5cとなっています。
ほぼ予想通りとなった「Apple Watch」。これまでの時計型端末に比べ、ファッション性がかなり重視されている製品になっているようです。
タップと龍頭を組み合わせた操作方法など、Apple独自のユニークさも垣間見えて発売がますます楽しみになってきましたね。