カテゴリ アクセサリー
地上を爆走、そしてジャンプだ!iPhoneで操作出来るラジコン(ドローン)「Jumping Sumo」を徹底レビュー!
2014/08/29 21:31
パロット社が発売する最新のミニドローン、空を飛ぶ「Rolling Spider」をご紹介しましたが、今回は同時に発表された地面を爆走&ジャンプが特徴の「Jumping Sumo」を紹介しちゃいます!
「Jumping Sumo」二輪の地上走行型ドローンです。
同梱品は本体、バッテリー、microUSBケーブルと、なにやら小さな部品が2つ。この小さな部品については後述します。
「Jumping Sumo」はiPhoneとの接続にWi-Fiを利用します。すでに家庭や会社内でのWi-Fiに接続している場合は、本体の電源を入れてからiPhoneで「設定 > Wi-Fi」から「JumpingSumo-~」をタップして接続しましょう。
Wi-Fiが接続できたら後は「Rolling Spider」と同じFreeFlghit 3アプリを起動すればOK。
お分かりになりますでしょうか。「Jumping Sumo」ではアプリの操作画面に常に本体に搭載されたカメラの映像が映し出されるのです!!イカス!
本体が自分に向けばこの通りバッチリ自撮り(?)も可能。
会議室の床に置くと、こんな感じの視点になります。
操作は画面左のボタンを上に押し上げると前進、下で後退。画面右の十字ボタンは左右がそれぞれの方向に90度旋回、上下で180度回頭します。
え?じゃあ90度ずつしか回転出来ないの?じゃあ蛇行できなくて障害物とか全然避けられなくない?とお思いではないでしょうか。
正直私も最初はそう思いました。
しかし、この「Jumping Sumo」の凄さはコントロールとカメラの反応速度にあるのです。
例えばこのような左右に障害物がある場合、滑らかに蛇行して進むのがベストかと考えられますが、実はカメラだけの映像とタッチ操作のコントロールだけでそういった動きをするのは結構難しいのです。
そのため、この場合は前進し続けながら、画面左の椅子の足を過ぎたタイミングで左に90度旋回、すぐに右旋回すれば実にスムーズに走破できるんです!
90度単位でしか動かないのは、むしろ蛇行してカメラの視点が掴みづらくなるより方向を見失わずコース取りが行えます。実はこのコントロール方法はかなり合理的なのです。
少し操作すればこの動きはすぐに感覚的に理解でき、オフィスの1部屋位なら自分の椅子にいながら、部屋中を自由に走り回れますよ。
そして一大機能がその名の示す通りのジャンプ機能。
ちょっと跳ねる位でしょ?とお思いのアナタ。まずはコチラの動画をご覧ください。
そう、腰近くまである机に乗れる程の大ジャンプができるんですよ!ジャンプの方法はコントローラー右にあるボタンをタップするだけ。
この超跳躍を実現しているのが、本体後ろにある強力なスプリング。本体の殆どはプラスティック製で軽くできているのですがここだけは、金属部品が使われており相当な力が加えられる事がわかります。
そして、ここで最初に紹介した謎の部品。実はあのパーツはこのジャンプする際に地面を叩きつける部分の交換パーツなのです。それだけここが摩耗するということですね。
他にも「スピン」や「スローシェイク」などまるで踊るような操作もボタンひとつでできます。
「Rolling Spider」に続き試遊しました。実はこっちは様子見だったのですが、触ってみればこれがまた楽しい楽しい!
カメラ視点だけでここまで思ったとおりにギュンギュン走らせられるとは思ってもみませんでした。また、難しい場所をうまく切り抜けた時、ジャンプが華麗に決まった瞬間はめちゃくちゃ爽快です。
操作を試しながら自分からは見えない場所でジャンプだけでダンボールの中にイン出来るか、というのを思いつきで試してみました。
ちなみに一発成功です。めちゃくちゃ盛り上がりますよ。ちょっと触っただけでこれはもっと楽しめると直感しました。
「Rolling Spider」とどちらで遊ぶか悩ましいところ。いやむしろどっちも買いましょう。同じくApple StoreやAmazonにて販売中です!
参考:Parrot
売り上げランキング: 28,652