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目覚めが悪い方に!睡眠をサポートしてくれるiPhoneアプリ厳選5つを全部試してみた!
2013/05/30 20:50
朝、快適に目覚めていますか?
さて本日は、「睡眠サポートアプリ」をご紹介します。睡眠サポートアプリ…?あまり聞き慣れないジャンルかもしれませんが、朝起きるのが辛い方は一度試してみたほうがいいかもしれませんよ!
■ どういう仕組み?
まずは一般的な「睡眠サポートアプリ」の仕組みを説明します。
人は眠っている間にレム睡眠(浅い眠り)とノンレム睡眠(深い眠り)を交互に繰り返します。睡眠サポートアプリは、起動したまま枕元に置いておくことで、iPhoneの加速度センサーを利用してレムとノンレムを分析(たぶん寝返りなどから評価するんだと思う)。そのサイクルから、次にレム睡眠がくるタイミングを割り出し、最適なタイミングでアラームを作動させます。
なので、アラームをセットした時間ピッタリには起こしてくれません。例えば、7時00分にセットしたら、6時30分〜7時00分の間のどこかのタイミングで起こしてくれたりします。設定時間を超えることはありません。
さて、そんな「睡眠サポートアプリ」ですが、今回は有名な5つのアプリをピックアップし、すべて実際に使ってみた上で、感想と結論「どれが一番使い易いか」をご紹介したいと思います。
■ 快眠サイクル時計
日本語で無料!使い易さに長けているのが「快眠サイクル時計」。ただし、筆者が試した範囲内ではやや実力不足感が否めません。記録内容が非常にシンプルで、眠りの深さ・浅さを表すグラフ以外は、就寝時間・起床時間・睡眠時間のみ。1日分の記録保存しかできないのはアップグレードすれば解除できますが、週や月単位で眠りを評価してくれる機能が備わっていないのが残念です。
価格:★★★★★
使い易さ:★★★★★
機能性:★☆☆☆☆
■ Sleep Cycle alarm clock
余計な設定が要らずシンプルで使い易い印象の「Sleep Cycle」。曜日別の睡眠時間や、長期にわたっての快眠度を評価してくれる機能もあります。ただし画面の切り替えが必要で、全体を見渡す機能に少し弱い印象。
価格:★★★★☆
使い易さ:★★★☆☆
機能性:★★★☆☆
■ Sleep Time+
分析精度が高く、機能性も高いのが「Sleep Time+」。グラフは色分けされ、「床に就いてから眠りに入るまで何分かかったか」ということまで見やすく表示されます。長期間の分析結果を一覧で見られる表示方法もあり、使い勝手も抜群。質の高い環境音が用意されていて、心地良く睡眠に入れるのもポイントです。ただ一点、日本語に対応していないのが残念。
価格:★★★☆☆
使い易さ:★★★★☆
機能性:★★★★★
■ 快眠リズム‐睡眠記録・睡眠評価アプリ‐
評価方法が最も多いのが「快眠リズム」。理想の睡眠時間との差を割り出したり、「睡眠と肌」「睡眠と肥満」「途中の目覚め」など様々な評価を多角形グラフで評価し、一言コメントまでくれるのが凄い。(ユーザーが自分で幾つかの質問に回答する必要がある。)睡眠日記、睡眠ログとしての使い方で効果を発揮します。
価格:★★★☆☆
使い易さ:★★★☆☆
機能性:★★★★★
■ Sleep Meister – 睡眠サイクルアラーム Lite
途中覚醒の回数まで分かり、月平均などの長期間評価も備えているのが「Sleep Meister」。お節介な質問はなく、ユーザーが自分で必要に応じて「アルコール」「カフェイン」などの行動メモを記録していけばいいだけという使い勝手の良さも素晴らしいですね。有料版もありますが違いは広告の有無だけなので特に気にする必要はなし。
価格:★★★★★
使い易さ:★★★★☆
機能性:★★★★★
■ まとめ
筆者が試した限りでは、無料ではSleep Meister – 睡眠サイクルアラーム Liteがオススメ。有料でもいいなら、Sleep Time+がオススメです。スッキリ目覚められない日が続いている方は、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。
※今回ご紹介したアプリは、睡眠改善の効果を保証するものではありません。
ライター:いっしー