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今すぐ使える、iPhoneでイルミネーションを綺麗に撮るコツ!
2013/12/24 16:02
クリスマス!年末年始!何かとイルミネーションを撮影する事が増える季節!
最近ではカメラは不要!iPhone一つでササッと写真が撮れますが暗闇で光るイルミネーションを綺麗に撮影するにはちょっとだけコツが必要です。
まずはコチラの画像を御覧ください。
光り輝く三角のオブジェですが、左だと暗くてなんだかわかり辛いですし、右は明るすぎて台無し感が半端ないです。
これくらいがちょうどいいですね。
これらの違いは撮影時に画面をタップした位置です。
iPhoneの標準カメラアプリでは画面をタップした位置に焦点と明るさを合わせます。
上の暗すぎる写真は一番明るい場所をタップした場合、明るすぎる写真は夜空など最も暗い場所をタップした場合になります。
まず絶対にNGなのが真っ暗な場所をタップする事。
暗いところに明るさを合わせると、カメラがそこの明るさを基準に写そうとするのでイルミネーションが明るすぎる状態になってしまいます。一番台無し感がデカいです。
逆に明るさに差がある時、一番明るい場所をタップするのもNG。他が暗くなって見えなくなります。この場面ではペンギンのお腹が一番光っていますが、ココをタップすると他の明かりが暗く写ってしまいます。
こういう場合は奥の駅掲示板や電車を模したパネル辺り、イルミネーションの中で中間辺りの明るさをタップすると綺麗に映ります。
被写体によっても使い分けよう
イルミネーションの形によって明るさを使い分けるのも大事です。これは手前の茂みの明るい部分をタップしています。
十分綺麗なのですが、画面をタップせずに起動した状態からそのまま撮ってみましょう。
コチラのほうがイルミネーションが豪華に見えますね。一つ一つの電飾の明かりが大きくなり、全体が華やかになりました。
明るい場所にわざとフォーカスを合わせないことで、一つ一つの明かりが少しフワッとしており、そのおかげで明るくなるんですね。
このテクは写真の様に木や茂みの形に電飾の輪郭がハッキリしていると有効です。
わざとボカすのも手
一眼レフの様に被写体の距離感をだすのはかなり難しいですが、わざと全体をボカすのも雰囲気が出て綺麗に見えます。例えばこの写真。
これを一番距離の近い手前茂み辺りをタップして全体からピントをずらしてみます。
なんだか雰囲気がちょっとオシャレな感じになった気がしません?
最後に、撮影する際はしっかりとiPhoneを両手で持って脇をしめて撮影すること! これが重要です。暗い場所では通常よりブレやすくなるので綺麗な写真を撮るには必須の条件です。
これらのテクはイルミネーション以外でも応用が効くので是非活用して素敵な写真を撮って下さい!
ライター:イマ&ムラ