カテゴリ アプリニュース
10月5日に迫るApp Storeの値上げ前に買っておきたい有料アプリ
2022/10/02 09:00
10月5日にApp Storeの価格テーブルが変更、今の設定から基本の価格がすべて3割ほど値上げされます。
これは有料アプリに限らずアプリ内課金にも適用されるもので、基本的に今の価格テーブルのままであればすべてのアプリの価格が引き上げられることになります。
すでに国内の大手ゲームメーカーなどではアプリ課金のアイテム価格値上げを発表しています。
今回はそんな悲しい値上げの前に少しでも家計を抑えるべく買っておきたい有料アプリを挙げてみました。
■LumaFusion(3,680円)
iPhone/iPadで使える動画編集アプリです。同系アプリとしては最上級の機能を備えています。いわゆるPCで使える有名動画編集アプリ並みに使うことができ、iPhoneで撮影した動画の編集などをiOSで完結させるにはかなり有効なアプリです。
3,680円と元々高額なアプリですが、その分値上げされた場合の金額幅は大きく、できるなら今のうちに買っておきたいアプリ。動画編集に興味があるなら先行投資しても全然損しないと思います。
■TouchRetouch(490円)
かなり昔からある定番画像加工アプリ。写真に写り込んだ不要なものを後から削除することができます。
■Things 3(1,220円)
タスク管理アプリの定番です。iOS純正のリマインダーよりも高機能かつ使いやすく仕事効率化のアプリとして非常に優秀。
ちょっと残念なのがiPad版とMac版があり、データをリンクできますが別アプリなので揃えるにはさらにお金がかかります。
■AutoSleep(610円)
睡眠管理アプリ。Apple Watchを使っているなら必須アプリといっていいかも。設定して寝るだけでかなり正確に・見やすく睡眠を記録してくれます。
ただ、Apple純正であっても良さそうなアプリなのでそのうち買収されたり、同じ様な機能が純正のヘルスケアアプリに出てきそうな気がしなくもない。
■OneCam 2(250円)
シャッター音無しで使える高機能カメラアプリ。無音カメラでありがちな標準カメラより画質などが落ちるといったことなく使え、+αで高倍率ズームやEXIFの確認・位置情報の削除などの機能も。
■Procreate(1,220円)
iPadでは必須と言ってもいいイラスト制作アプリ。iPad+Apple Pencilを買った・持っているなら普段絵を書かなくても買っておいた方が正解。
iPhone版の「Procreate Pocket」もありそちらは610円。
■Zen Brush 3(610円)
筆で書ける書道や水墨画などに適したドローアプリ。3でカラーが使える様になり、より多彩な使い方ができるようになりました。
私はこれで毎年書き初めしてます。
1点注意したいのが、アプリの価格が絶対に上がるというわけではないということ。
Appleの価格はTier 1が120円、Tier 2が250円といった形で対応した価格表があります。
今回このAppleの価格表の設定が上がるので、Developerがそのままにしていれば値段は基本的に上がります。例えば現在のAppleの価格表でTier 4=490円のところ、これが価格改定されると650円になります。
ただDeveloper側が流石にこれは値上がりしすぎということで、価格改定の際に慈悲の下、アプリの価格設定をTierを3に下げると新価格では480円になります。(ちなみに元のTier 3は320円)。
Developerによってはこういった対応をしてくれる場合があり、その場合は奇跡的に値段が下がることになります。
とはいえ物価も上昇している昨今、Developer側も生活があるでしょうし値下げに期待するのもちょっといやらしい話な気がしなくもないです(値上がり前に買っておこうというこの記事を書いておいて何言ってんだという話でもありますが)。
一応Developerがそういった発信をしていないか調べるのはアリだと思いますが、変に期待して待つよりも、ここは思い切って気になるアプリは今のうちに買ってしまってはいかがでしょうか。