2021年11月30日（火）本日、Ankerがロボット掃除機「Eufy RoboVac X8 Hybrid」と2-in-1のハンディ掃除機「HomeVac H30 Infinity/Venture」を発売開始しています。

　今回も、事前にサンプルを提供頂いたので実際の使用感も含めご紹介します。

　まずはロボット掃除機「Eufy RoboVac X8 Hybrid」から。Ankerのロボット掃除機の最上位モデルで、上位モデルとしては「Eufy RoboVac L70 Hybrid」から久々となります。

　最大の特徴は世界初となる（2021年10月時点）デュアルタービンを搭載し、2000Paの史上最高の吸引力を実現しています。

　機能としては「吸引＆水拭き」「リアルタイムマッピング機能」「進入禁止エリアの設定」などがありますが、これらは「Eufy RoboVac L70 Hybrid」でもほぼ同等の機能を有しており、現時点での機能性という点ではすでに完成されています。

　とはいえ、これらの機能も非常に便利。「リアルタイムマッピング機能」を使えばアプリで自動的に部屋の形を認識して、効率よく掃除をしてくれるだけでなく、指定箇所を掃除させたり、禁止箇所を設定するなども簡単にできます。

　水拭きはモップモジュールをつければOK。ありがたいことにモップ部分の替えも付いています。

　とにかく吸引力が進化ということですが、Ankerから本体のサンプルと同時にこんなものが送られてきました。

　毛、豆、そして鉄球です。

　鉄球！？パチンコ玉の一回り位小さいのが大量に入っていて、袋ごと持つと結構ズシっときます。まさか家電の紹介のために鉄球が送られてくるとは思いませんでした。

　この一式があるということはAnker的にこれを吸って試してみてね、ということなのでやっていきましょう。

　まずは毛。糸くずなども含めて想定しているのだと思いますが、相当毛です。猫の毛より細くて風でかなり舞うレベル。

　適当にばら撒いて「Eufy RoboVac X8 Hybrid」をけしかけてみましたが、一瞬で跡形もなく吸われました。

　本体のサイズに合わせてばら撒いてしまいましたが、おそらく広範囲に渡って撒いたとしてもくまなく掃除してくれるので問題なく吸いきってくれると思います。

　まぁここまでは当然といえば当然。掃除機として当たり前レベルだとも思います。

　次は豆。豆もまぁ軽いので吸えはすると思いますが。と早速けしかけます。

　一点注意として、ここまで固形の球体だとフローリングだと延々と転がってしまう可能性もあるので、絨毯の上での想定となっています。

　これもほぼ一瞬でした。もうちょっと弾いて手間どるかなと思ったのですが、入射角が良かったのかメインの吸引口にちょうど豆が行き一気に吸い込んでいきました。

　1,2粒弾かれたものがあったのですが、その後何回か旋回した際に吸引していきました。

　そして最後は鉄球。これは行けるのか…と若干心配になりつつGO。

　角度の問題で少し豆より手こずりましたが、吸引でうまくいかないということはまったくなく感覚としては同じ様に普通に吸い込んでいきました。これは結構驚きです。

　ちなみに、鉄球は吸い込んだあと、本体が旋回するタイミングでプラスチック製のダストボックス内を暴れまわってカンカンうるさいので、普通はこんなもの吸わせない様にしましょう。

　とにかく吸引力の凄さは実感できました。

　注意点としては音はそこそこします。アプリから静音レベルを調整できますが、一番小さくても一般的なロボット掃除機としての音はするレベル。フルパワーにすると結構勢い良い音がしてきます。ただ「Eufy RoboVac L70 Hybrid」と比較した際に少し高音が抑えられている感じがするので、不快感は軽減されている様に感じました。

　まぁ掃除機なので音はある程度割り切りましょう。

　久々の最上位モデルの更新ということで、特に基本性能である吸引力を強化とシンプルにパワーアップしてきました。もちろん各種機能も豊富でこれさえあればバッチリきれいに掃除してくれます。

　価格は59,800円。初回300台限定で10,000円分のAmazonポイント還元も実施されています。