2020年11月12日（木）本日、Googleが「Google フォト」の無料で無制限のアップロードが出来ていたのを2021年6月1日で終了すると発表しました。

　「Google フォト」ではアップロードの設定を自動で画質を圧縮する「高画質」にしていると、無料で無制限にアップロードが可能でしたが（データを圧縮しない「元のサイズ」の場合は容量消費）、これが廃止となります。

　2021年6月1日以降はGoogleアカウントに付属しているストレージ容量を消費する様になります。

　ただし、いままでアップロードした分についてはストレージ容量を使用することなくそのまま使用が可能です。

　また、今までの使用状況から残りストレージをどれくらいで消費するか計測するツールなども公開されています。

　さらに2021年6月1日からはストレージを整理するためのツールも公開されるとのこと。

　Googleアカウントのストレージ容量はアカウントを作成すると無料で15GBまで利用が可能で、それ以上必要な場合は「Google One」にて定額使用料を支払うことで追加できます。

　「無料」「無制限」で使えていたので、とりあえず自動アップロードにしておけば、写真をまるごとクラウドに保存しておくことができ、iPhoneの本体ストレージ消費を抑えるために使っていた方も多いと思います。

　2021年6月1日は容量制限がでてきてしまうため、都度整理すればGoogleアカウントの無料ストレージ範囲内である程度は使用し続けることはできますが、気軽さは減ってしまいそうです。

　Amazonのプライム会員であれば、Amazon Photosでほぼ同様の写真の無制限アップロードサービスが付属しています。プライム会員という制限があるので、完全無料というわけではありませんが、すでにプライム会員であれば追加料金なく無制限アップロードのストレージ（動画を除くが、それはGoogleも同様）が使用できるので、そちらに乗り換えるのもアリかもしれません。

　それもいずれは有料になるかもしれませんが…