2020年4月3日（金）ドコモ、au、ソフトバンクの3キャリアが25歳以下のユーザーにたいてい最大50GB分のデータ通信量を無償で提供すると発表しました。

　各キャリア毎に適用方法や内容が違います。各詳細は以下。

■NTTドコモ

　2020年4月1日（水曜）時点の契約者または利用者の年齢が25歳以下かつ、対象プランをご契約のユーザーを対象に、2020年4月および5月ご利用分の「スピードモード(R)」ならびに「1GB追加オプション」を、50GBを上限に無償化。

　「スピードモード」および「1GB追加オプション」は、当月のご利用可能データ量を超えた後も、1GBあたり1,000円（税別）の利用料金で、快適にデータ通信を利用できるサービスです。

　期間は2020年4月1日（水曜）～2020年5月31日（日曜）。

■au

　25歳以下のユーザーを対象に、データ定額サービス/料金プランでの月間データ容量超過後にデータチャージした利用分のうち、50GB分までのご利用料金およびテザリングオプション利用料を無償化

　月の後半にデータチャージをした場合は、一旦請求さとなった後に、データチャージを利用した月の翌月以降の利用分の請求から減算となる場合がある。

　期間は2020年4月1日から2020年4月30日まで。

■ソフトバンク

　“ソフトバンク”および“ワイモバイル”のスマホやタブレット端末、Wi-Fiルーターなどを利用中の、25歳以下の個人のユーザーを対象に、追加データの購入料金を最大50GBまで無償化。

　また、“ソフトバンク”のスマホやタブレット端末などのテザリングオプションの利用料金を無償化。

　期間は2020年4月3日から4月30日まで。

　基本的にいずれのキャリアも、プランなどは変更する必要なしで、追加容量が最大50GBまで追加しても無料になる、という形となります。

　またテザリングオプションも無償となります。

　この自宅待機が望ましいタイミングでは家に固定ネット回線+Wi-Fiルーターがある家庭では不要かもしれませんが、逆にそれらがなければ家にいてスマホを使う時間が増える分だけデータ使用量が増える可能性があります。

　そのためにも今回の施策は必要な人が追加でき、キャリア側もプラン変更対応なども不要で条件なども複雑ではなく比較的簡単に適用できそうなので両者にちょうどよい施策と感じます。

　期限については差がありますが、この先変更がある可能性もありそうです。

　ドコモからのお知らせ : 「新型コロナウイルス感染症の流行に伴うU25向け支援措置」の実施 -25歳以下の「1GB追加オプション」および「スピードモード」を50GBまで無償化- | お知らせ | NTTドコモ
　新型コロナウイルス感染症の影響拡大に伴う支援について | 2020年 | KDDI株式会社
　25歳以下の“ソフトバンク”と“ワイモバイル”の利用者へ50GBの追加データを無償提供 | お知らせ | ニュース | 企業・IR | ソフトバンク