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「ママにゲーム隠された」「ソーセージレジェント」「どうつぶタワーバトル」人気個人開発者3人が開催する「ゆるゲー展」に行ってきた
2019/11/11 07:30
脱出ゲームの形式だけどパズルのような「ママにゲーム隠された」、ソーセージ同士をぶつけ合って戦うという異色の格闘ゲーム「ソーセージレジェント」、オンライン対戦で交互に動物を積み上げていく「どうつぶタワーバトル」。
いずれもアプリで超人気となった、そしてなによりいずれも個性・センスが光りまくるアプリたちです。
そんなアプリの開発者3人が集まってアプリの展示や対戦などを行う「ゆるゲー展」が2019年11月10日(日)開催されました。今回はそこにお邪魔してきたので、その様子をご紹介したいと思います。
場所は原宿にあるデザイン・フェスタ・ギャラリー原宿のGALLERY EAST 202、やたらめったらおしゃれな場所のひたすらにおしゃれな建物でした。
ただ、中に入ると、各アプリの開発者が訪れる人と挨拶や会話を交わしながらゲームを楽しむという非常に和やかな雰囲気。
「ソーセージレジェンド」と「どうぶつタワーバトル」は会場で開発者と直接対決が可能。普通に話かけるだけで気軽に応じてくれました。
各アプリで対戦に勝つとグッズがもらえます。
対戦機能が無い「ママにゲーム隠された」に関してはアプリの展示と、グッズ展開に力が入っていました。イラストも人気のアプリということもあり、ゲーム内イラストやTwitterに投稿していた4コマをまとめた本も発売。
なんとこちらの購入者には作者本人がキャラクターイラストをその場で書いていくれるという大盤振る舞いっぷりでした。
各アプリブースの前に作者本人が立ってアプリの紹介や対戦をしたり、ファンとの交流を楽しんだりととにかく開発者と来場者の距離が近いイベントでした。
実際になぜこのイベントを開催したのか、ハップさんにお伺いしたところ、そもそも個展をやりたかった、とのこと。ただ一人でいきなりやって、全然人が来なかったら(心の)ダメージがデカすぎるので同じような思いをしてる方を集めてみんなでやったとのことです。
なぜ個展を、という点についても、アプリは漫画や映像作品と違い極端にそういったイベントが無いためリアルにユーザーに触れる機会が無く、やはりものを作って世に出している以上、そういった機会やそこから得られる感覚は大事にしたいとも。
最近は東京ゲームショウにインディーブースとして出すかたも増えてきましたが、それじゃダメなんですか?とお伺いしたところ、あちらだと企業も結構だしているのでインディーブースとして出しても個人と認識してもらえないことが多い、とのお話も。
私もTGSは毎年取材に行ってインディーブースも見回りますが、確かに個人の方が頑張って出している一方で結構企業もいらっしゃるんですよね。そこで個人ですか?企業ですか?聞く人もすくないでしょう、インディーと一括にしていてもなかなか難しいところでもあります。
今回のイベントはスペース自体は決して大きなものではありませんが、だからこそユーザーと開発者が目を合わせてすごく近く触れ合える非常に良いイベントでした。実際にファンは開発者と対話や対戦をし非常に盛り上がりメモリアルなイベントとなっていましたし、開発者側もそれに刺激を受けて次回作やアップデートへの意欲を高めていました。
ハップさんの仰った通り、いつもアプリでは見ているのにその中の人となるとなかなか触れ合う機会の無いアプリ開発者。双方のためにも今後こういうイベントが開催されるとお互いに嬉しいですね。