カテゴリ ゲーム-アクション
路地裏で女学生がぶっ刺しまくるアクションゲーム「転校生」が色々とショッキング過ぎてヤバい
2019/07/08 18:00
これはホントヤバい。比喩とかじゃなくてシンプルに内容が衝撃的ですし、正直ストアから消されるんじゃないかとも思えるアプリですし、終始ショッキングな内容なので、あまり得意で無い方は見ないことをおすすめします。
ただ、そんな内容でありながら、なぜか強く印象に残り先が気になってしまう、短い時間ながら決してクオリティも低くはない、内容も存在もインパクトのあるゲームです。
まずこのグラフィックをご覧いただきたい。精細に書き込まれたドット絵ですが、内容がどこかの路地裏のような場所でかなり不気味です。
さらにそこで何故か唐突に殺し合いが始まるという、不気味の上に不気味を塗り重ねたような内容となっています。
ゲームとしてはいわゆる2Dアクションで、スマホのために簡易化された格闘ゲームのような感覚でもいいかもしれません。
画面の左右タップでその方向に進み、敵が近くにいるとその方向の画面タップで攻撃となります。簡単に言うと、敵がいたらそっちに向かってタップすれば走っていって、近づいたらタップで攻撃。以上。
そこにプラスして、敵の攻撃に合わせてタップすることで反撃ができます。これでほんとに操作全部。
そして実際のプレイですが、開始早々敵らしき女性がいるので攻撃しまくると逃げていきます。
そしてそのまま画面右端まで追っていくと、次の画面に。
そこには女生が待ち受けているので追撃、攻防を繰り返していると、後ろからもうひとりが!
でこの二人を撃退すれば、なんとゲームは終わりです。ノーマルレベルならたった20秒ほどでカタがつくでしょう。
そしてクリアすると、クリアタイムと反撃%が出てきます。そしてその後に今後の予定が。
第1部「転校」とあることから、この作品が5部作の1部だということが初めてわかります。そしてそのあとに続くのが「学校」「悪い友達」「いい友達」「家へ」とあり、リリーススケジュールも掲載されています。
あくまで今回の本作はプロローグ作であり、今後続くようですが、それがどういった形でなのか、ボリュームはどれくらいなのか、むしろゲーム形式も今回と同じなのかすらわかりません。
ストーリーらしいストーリーもなし。しかし快適な操作のアクションに加え、精細に書き込まれたドット絵、動きも細やかで血しぶきなどもリアルですし、攻撃を受ければ服が汚れていきます。
これら全ての内容がほんの短い時間に詰め込まれていることで、余計に不気味さを演出し、本来なら半端な出来やミニゲームと言われてもいいような内容でありながら、一つの作品として成立している様に感じさせられてしまいます。それがまた不気味であり作品全体を包む絶妙な演出とも言えるかもしれません。
繰り返しになりますが、ただでさえ不気味なゲームですが、ゲーム自体はわりとあっさりめ。しかし高いグラフィックとアクション、ゲーム自体の短さを含めて全体を覆う不気味な演出により妙に迫力やインパクトのある作品となっています。あと、よくこれが審査通ったなというのも気になります。
次回は12月、このまま覚えておくのも良いですが、このクオリティのままボリュームのある続編がでれば恐らくその時に勝手に単体で話題になる気がします。そしてその時に改めてこの不気味なゲームのことを思い出す、そんな先がくる気がします…