今まで度々OS内部の解析などからリーク情報を投稿しているSteve Troughton-Smith（@stroughtonsmith）氏が、次期macOSとなる10.15からiTunseのミュージックとポッドキャストが別のアプリとして独立する予定があると投稿しています。

I am now fairly confident based on evidence I don't wish to make public at this point that Apple is planning new (likely UIKit) Music, Podcasts, perhaps even Books, apps for macOS, to join the new TV app. I expect the four to be the next wave of Marzipan apps. Grain of salt, etc

— Steve Troughton-Smith (@stroughtonsmith) April 5, 2019

　Appleは新たにmacOS向けにTV Appを提供することを発表しており、それとともにmacOSに導入する予定とのこと。

　そうすると現行のiTunesは大項目として「ミュージック」「ムービー」「テレビ番組」「ポッドキャスト」「オーディオブック」がありますが、この内「ミュージック」「テレビ番組」「ポッドキャスト」が抜けることになり印象としてはかなりスカスカになりますし、元々音楽管理アプリとしてあったiTunesがいよいよその役割を変えることになりそうです。

　実際に現状の形がベストかというとそれも疑問で、たとえば今やAppleの大きな事業の一つとなっているApple Musicを見ようにも、左上のプルダウンから「ミュージック」を選択してから画面中央上の「見るける」タブに行くというかなりわかりにくい流れになっています。

　これはiOSアプリでも各項目の名称は同じなのですが、ミュージック項目が一つのアプリとして独立しているため、直感でわかるようになっており、おそらく今回の独立はこのiOSアプリの流れと合わせる為と思われます。

　さらにiTunesの大きな機能であるiOSのバックアップも今後は主に学校や企業向けのiOS管理アプリである「Apple Configurator 2」に移行するとも言及しています。

　ただ、各項目が独立したとすると、前述の通りiTunesがスカスカのアプリになってしまい、そうするとiTunesの意義がどうなるのか、残った項目もいずれ別アプリとして分離されるのか、などいろいろと懸念点もでてきます。

　iTunes自体が長きに渡り項目を追加してきたため、かなりゴチャついているため整理は理にかなっていると思いますが、それが実際にどう行われるか今後の使い勝手にも関わるので注目です。

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イマ＆ムラ

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