カテゴリ アプリニュース
「TikTok」がクリエイター育成プログラムを発表。20カテゴリのクリエイターを1000人公募し育成、3月にはオーディションも開催
2019/02/04 07:20
「TikTok(ティックトック)」を提供するByteDance(バイトダンス)が新たにクリエイター育成プログラムを開始することを発表しています。
それによると5億円に相当するリソースを用意して、20カテゴリのクリエイターを1000人公募、フォロワー1万人を達成するクリエイターを育成、サポートするとのこと。さらに2月16日にオフラインイベント「TikTokクリエイターズラボ」、そして3月に「TikTokオーディション2019」を開催する予定。
ジャンルはファッション、コスメ、グルメ、旅行、ゲームなど、それぞれの(ジャンルの)バーティカルで強いクリエイターをサポートしたいとし、運営はどういうユーザーにどのようなコンテンツが受けているのかを具体的にフィードバックを行う。
また、クリエイター同士が交流する場を提供し新機能をいち早くクリエイターに使ってもらいユーザーの支持とフォローを集めるようにサポートをするとしています。他にもブランドプロモーションの取り組みにも参加してもらうとのこと。
クリエイター育成には、UUUMが連携します。
TikTokの2018年の実績として、iOS版アプリのダウンロード数が世界1位を記録、Q4のMAUは950万に到達したとのこと。
ユーザーエンゲージメント(いいねやコメント、シェアの割合)は91%で動画の投稿率は66%。「ハッシュタグチャレンジ」というハッシュタグに合わせた動画を募集するイベントがTikTok内で開催されており、参加率は全体の52%に上る。
動画で紹介されたアプリやゲームをダウンロードしたことがあるユーザーは30%、動画で紹介されたアプリやゲームを検索したことがあるユーザーは21%、動画で使用された楽曲をダウンロードしたことがあるユーザーは21%となっているとのことです。
昨年はまさに一気に成長の年となったTikTokですが、今年は昨年の評価を維持・成長させることができるか重要な年となると言われています。仕掛ける内容がどこまで広がりを見せるか今後に注目が集まりそうです。