「ママにゲーム隠された」に登場するマジシャンがなんとスピンオフで単独ゲーム化です。

　え？こんなやつ出てたっけ？出てましたよ。3つのカップどれかにゲーム隠したりするやつです。忘れてた人は「ママにゲーム隠された 3」をもう一回遊んで確かめてみましょう。

　というわけで、今回はそんな彼が主役！ステージで魅せる華麗な（？）マジックやなんとも言い難い小ネタを成功させましょう！

　ミスターサクセスが様々なイリュージョンをステージ上で披露しようとしています。プレイヤーはそれを見て、どうなるのかが正しいかを判断してそれをやってあげましょう。

　例えば最初のステージ。ミスターがスプーンを構えています。マジシャンがスプーンといえば曲げてなんぼですね。ドラムロールが鳴り響き続けているのでスプーンをタップして先が折れれば見事サクセスです。

　帽子に手を添えているということは…？ステッキを構えているということは…？

　と最初は失敗しようの無いような内容で簡単ですが、途中から地味にプレイヤーをハメに来ますよ。

　例えばこのステージ、机にカップがあるからといってむやみに開けてはいけません。ノーサクセスしてしまいます。

　しかし、ノーサクセス時に中にサイコロが入っているのが確認できました。これで正解がわかります。

　そう、机の上でシェイクすればサイコロが縦に積まれてサクセスです。

　ちなみに、途中からもう全然マジックじゃ無くなってくるものが入ってきます。これなんか鉛筆の端を持って振ったらやわらかく見えるってやつ。小学生か！

　一番酷かったのはハエが飛んでるから叩くだけ。

　サクセスはしてる！確かにサクセスはしてるけども…！

　ちょっと頭を捻るネタの間にいきなりこういうのを放り込んでくるので、逆に混乱してしまいます。それにしてもただハエを叩くだけとかセンスがヤバい。

　他にもポップコーンを投げて食べるとか…

　もう全然マジックじゃねぇ！！遊びだ！学生が放課後にやる遊びだ！！！

　正直後半は全部ツッコみたいですが、ネタバレになってしまうのでこれ以上触れないでおきます。

　「ママにゲーム隠された」もそうですが失敗パターンも見たくなってしまうのは流石の作り。すぐに正解できる内容でも、一回やり直してわざと失敗、そんでもってもう一回成功してやっと次みたいな感じで遊んでしまいます。

　このわざと失敗した時にちゃんとクスッとなるネタを仕込んでるのが素晴らしいんですよね。

　と、こんな調子でなんやかんや最後まで飽きずにバッチリ遊んでしまう作品でした。