2018年11月29日（木）本日auが新たな学割を発表しました。プランに応じての割引となりますが、毎月の通信料から2,000円前後が割引となり、段階制プランの「auピタットプラン」なら、最小段階に各種割引を合わせて月額0円にまで引き下げることが可能となっています。

　既存の料金プランへの割り引きパターンは大きくわけて2つ。1つ目「au ピタットプラン(カケホ/スーパーカケホ)」の場合は「au ゼロ学割」として3ヶ月間1,980円割引し、最大で月0円から利用できるようになります。

　2つ目のパターンは「au フラットプラン」を利用の場合。こちらでは3ヶ月間月々2,020 円割り引きとなり最低価格月1,980円から利用できるようになります。

　さらに、今回は学生向けにデータ通信量が5GBまでの専用定額プラン「「au フラットプラン5（学割専用）」が登場。最低価格月980円からの利用も可能です。

　詳細な内訳については以下。

「au ゼロ学割」

　元々「au ピタットプラン」はデータ利用量が5GBまで1GB単位で段階的に価格が上がる段階制プラン。通話料が1回あたり5分以内の国内通話が24時間かけ放題となる「スーパーカケホ」と国内通話が24時間かけ放題の「カケホ」の2つが対象となります。

　「au ピタットプラン（スーパーカケホ）」であれば、月のデータ利用量が1GBまでであれば3,480円/月です。ここに「auスマートバリュー」による−500円/月（永年）とスマホ応援割−1,000円/月（1年間）で1,980円/月となり、ここに今回の「auゼロ学割」による−1,980円/月が加わり0円/月となるわけです。

　段階制プランのため、データ利用量に応じて2GBまでなら割り引きを含めて月1,000円、3GBまでなら月1,500円と上がっていくことになります。

　通話無料時間が多い「au ピタットプラン（カケホ）」なら元々の料金が1GB4,480円と少し上がるため、月1,000円からとなります。

「フラット学割 20/30」「Netflix プラン学割」

　こちらは「au フラットプラン」からの割り引き。フラットプランは固定額ですが、まずピタットプランと同様に通話料が1回あたり5分以内の国内通話が24時間かけ放題となる「スーパーカケホ」と国内通話が24時間かけ放題の「カケホ」があり、加えて話した分だけ通話料がかかる（無料分が無い）「シンプル」が対象とあります。

　さらにデータ容量に応じて20/25（Netflixパック）/30の3つがあります。

　最低価格の「au フラットプラン（シンプル）」の20であれば元々が6,000円/月。ここに「auスマートバリュー」による−1,000円/月（永年）とスマホ応援割−1,000円/月（1年間）で4,000円/月となっています。ここに今回の「フラット学割 20/30」「Netflix プラン学割」による−2,020円/月が加わり、1,980円/月となります。

「au フラットプラン5（学割専用）」および「フラット学割5」

　「au フラットプラン5（学割専用）」は上述の既存のプランに割り引きを付けるのとは少し違い、そもそものプラン自体が今回の学割に合わせて登場した専用プランとなっています。

　「au フラットプラン5（学割専用）」はデータ通信量が5GBの固定プランで既存フラットプランと同じく話した分だけ通話料がかかる（無料分が無い）「シンプル」、通話料が1回あたり5分以内の国内通話が24時間かけ放題となる「スーパーカケホ」と国内通話が24時間かけ放題の「カケホ」の3パターンがあります。

　基本は最も安いのはシンプルの5,000円/月。ここに「auスマートバリュー」による−1,000円/月（永年）とスマホ応援割−1,000円/月（1年間）で3,000円/月。ここに今回の「フラット学割 5」による−2,020円/月が加わり、980円/月となります。

　auの今回の学割で注目は、学割用に専用のプランを用意した「au フラットプラン5（学割専用）」ですね。

　割り引きを考えない基本の料金自体が、段階制のピタットプランで3GB〜5GBの間であれば6,480円/月からとなり、「au フラットプラン5（学割専用）」なら5,000円/月とかなり抑えられます。またそもそもピタットで3GBオーバーした時点でフラットの20より高くなってしまっていたのでその点からみても丁度いい価格/データ容量となっています。

　逆にフラットプランの20GBと比較すると月−1,000円で5GBまでデータ通信量が下がるので、そちらと比較すると割高に感じるかもしれませんが、20GB毎月使うかというとかなりの量なので微妙なところ。どうせ余らせてしまっているのであれば−1,000円/月でちょうどいい容量になるのであればアリだと思います。

　データ通信量は人や使い方次第で千差万別なので個々に判断する必要がありますが、同じ5GBで段階制プランよりも安く、20GB以上の大容量しかなかった固定額プランよりも少し価格を下げてミニマムに使えるプランというのはかなり需要があるのではないでしょうか。むしろ期間限定な上に年齢制限もある学割用だけでなく、恒常的に欲しいプランです。受付期間はいずれも2018年12月1日から2019年5月31日までとなっています。

　auオンラインショップ

この記事を書いた人

イマ＆ムラ

@ima_mura_さんをフォロー