昨日2018年9月18日（火）配信が開始されたiOS 12ですが、人によっては最大の恩恵がありそうなのが「おやすみモード」

　今までも機能自体はありましたが強化され、特にゲームをする際にめちゃくちゃありがたい機能になっています。

　iPhoneでゲームをしている時、特にタイミングがシビアな音ゲーをしている時に最も嫌なのが通知。これが来るとノーツが見えないだけでなく、ソフトウェアの余計な動きによりタイミングがずれたり、タップの判定が瞬間消えたりします。

※クソっ！ってなる瞬間

　今までも「おやすみモード」を使って通知を一時的にオフにする方法はありましたが、若干手間でした。今回のアップデートでかなり合理的になりました。

　方法としては、まず準備として「設定」の「おやすみモード」で通知の項目を「常に知らせない」にします。

　そして、実際にゲームを始めるタイミングになったコントロールセンターで「おやすみモード」アイコンを3D Touchか長押ししてオプションを表示、ここで「1時間」や「この場所から出発するまで」などを選択すれば一時的に通知を切ることができます。

　今までと何が違うのかというと”一時的におやすみモードをオンにして自動で通常に戻す”設定が入ったことです。

　おやすみモードで通知自体はオフにできましたが、おやすみモードの解除を基本的に手動で行う必要がありました。寝る時用の毎晩の定期時間を設定して自動解除を行うことも不可能ではありませんでしたが、睡眠と違って不定期に遊ぶ可能性が高いゲームには不向きですし、ゲーム以外に普通に寝てる時用に「おやすみモード」を使うことと併用ができません。

　それにより、下手すると「おやすみモード」がずっとオンのままで通知を見逃し続けるということが起こり得やすく微妙に不便でした。

　iOS 12で新たに追加されたオプションで、1時間やその場所を移動したら自動的に「おやすみモード」が解除される設定が入ったことで、とりあえずゲームを始めるときにオンにしてあとは普通にゲームを終えて放っておいても通常時に戻れるようになりました。また普通に寝る時用に開始と終了時間を設定して「おやすみモード」を毎日使う状態と併用もできます。

　オプションは「1時間」「今日の夜まで」「この場所から出発するまで」とカレンダーに予定が入っている時のみ「このイベントが終了するまで」が使えます。

　「今日の夜まで」は日中使うにはちょっと長すぎますが、それ以外はちょっとした休憩時間や空き時間などにゲームをする場合に一度「おやすみモード」をオンにするだけで快適に楽しめつつ何もせずにそのまま通常時に戻れます。

もちろんゲーム以外にも読書や会議といった仕事にも応用可能です。

この記事を書いた人

イマ＆ムラ

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