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iOS 12の新機能、好きなフレーズでSiriに行動を割り振れるようになった「ショートカット」機能の使い方
2018/09/18 10:34
2018年9月18日(火)本日、iOS 12がリリースされました。その中でSiriに追加された新機能「ショートカット」について解説します。
簡単にいうと独自に設定した挙動を自分で決めた自由なフレーズでSiriを使って動かすことができるというもの。
設定アプリの「Siriと検索」を見るとショートカット候補が表示されています。
今回は例として、サードパーティ製のメールアプリ「Airmail」を使ってみます。動かすことのできる挙動に「開く すべての受信ボックス」があるので、これを選択するとSiriに音声を吹き込む画面となります。
この挙動をさせたい際のセリフを吹き込めばOK。今回は「メールを開いて」としました。
するとSiriに「メールを開いて」というとAirmailが開くようになりました。
動かすことのできる内容はアプリ自体にその設定が入っている必要があるのでなんでもというわけにはいきませんがかなり便利ではあります。
ただし一点注意点があります。Siriにはデフォルトで様々な指示で各種アプリや機能を起動することができます。そのフレーズと同じものをショートカットに使ってしまうと、指示がショートカット優先となってしまいます。
例えば、今回のメールを開く指示も何もしていなければ純正のメールアプリが開くようにできています。
こういった被りを減らしたいのであれば、一度使いたいフレーズをSiriに言ってみて「ウェブの検索」になるなど固有の機能が設定されていないフレーズを使うことがオススメです。
さらに、Appleが買収したWorkflowアプリが本日より「ショートカット」アプリとしてリニューアルされています。
名前が機能と同じでややこしいですが、このアプリは基本的に元のWorkflowをベースにしており、IFTTTなどと同じでOSやアプリの機能を組み合わせてワンタップで動作させられるというもの。
「ショートカット」にリニューアルした最大のポイントは作った各挙動を前述のSiriのショートカット機能に指定できるというところ。
簡単に言うと、複数アプリをまたいだ処理をSiriに一言話しかけるだけで動かせるようになります。
使い方には少し慣れが必要ですが、上手くつかこなせればiPhoneの使い方が変わるほど便利になります。このアプリについては別途解説したいと思います。