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Googleが新形式のGmailとして提供していた「Inbox」を2019年3月で終了
2018/09/16 09:20
Googleがメールサービス「Inbox by Gmail」を2019年3月末で終了すると発表しています。
「Inbox by Gmail」はGmailの新形式アプリとして2014年に始まったサービスで、メールのスヌーズ機能やスマートリプライ、優先順位を付けた通知など最新のAII機能を使っていました。
「Inbox」のフィードバックはGmailにも生かされており、今後はこれらの機能や経験は大元であるGmailに注力する形にして「Inbox」は終了することになります。
元々「Inbox」はGmailの新しい形、移行先サービスとして提供を開始されたもので、開始時はブラウザでGmailを開くと「Inbox」へ遷移するリンクが前面にでてくるなどかなり力が入っていましたし、もちろんアプリもiOS/Android共に提供されています。
しかし、Gmailがあまりにスタンダードになりすぎていたせいか、ユーザーの「Inbox」への移行は進んでいなかったようで、途中から「Inbox」に取り入れられていた新機能を逆にGmailに逆流させるような形で両サービスが進化してきていました。
結局その流れからGimalのInboxへの移行は諦めてGmailを進化させていく形になったということのようです。
基本的に中身はGmailなので、ユーザーはUIや使い勝手こそ違いますが、メールの中身はどちらでも共通して同じものを見られます。そのためデータの移行などは不要ですが、単に使い勝手が「Inbox」側に慣れてしまっている人はまたGmailに戻ることになり多少不便を感じるかもしれません。
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