今日の夜、日が変わって2018年9月13日2時からAppleのスペシャルイベントが開催されます。

　例年通り新iPhoneが発表されることは間違い無いはずですが、実際にどんな端末が発表されるのか今までの情報をまとめてみましょう。

新iPhoneは3モデル

　今年の新iPhoneは昨年に引き続き3モデルになると言われています。

　ただし構成は全く違い、iPhone Xの後継機にあたる有機ELディスプレイを採用した5.8インチモデル、その5.8インチモデルの大型版として今までのPlusモデルに当たる6.5インチモデル、中間サイズだけどディスプレイを従来の液晶を採用し、内部スペックも抑えめの6.1インチモデルという形になります。

　考え方によっては昨年のiPhone Xのみハイエンドで少し押さえたiPhone 8/8 Plusという去年と真逆という風にもとれますが、違う点としては今年はスペック差があったとしても全ての機種でホームボタンなし、ノッチ有りのiPhone Xの形状になっていることが挙げられます。

　主なスペック予想は以下。

　5.8インチモデル（iPhone Xs？）

　CPU：A12
　RAM：4GB
　ストレージ：64/256/512GB
　バッテリー：2,700mAh
　ディスプレイ：有機EL　5.8インチ
　解像度：2,436 x 1,125
　カメラ：デュアルカメラ
　カラー：シルバー・スペースグレイ・ゴールド
　価格：89,800円〜

　6.5インチモデル（iPhone Xs Plus？、iPhone Xs Max？）

　CPU：A12
　RAM：4GB
　ストレージ：64/256/512GB
　バッテリー：3,400mAh
　ディスプレイ：有機EL　6.5インチ
　解像度：2,688 x 1,242
　カメラ：デュアルカメラ
　カラー：シルバー・スペースグレイ・ゴールド
　価格：112,800円〜

　6.1インチモデル（iPhone Xc？、iPhone Xr？）

　CPU：A12
　RAM：3GB
　ストレージ：64/256GB
　バッテリー：2,600mAh
　ディスプレイ：液晶　6.1インチ
　解像度：1,792 x 828
　カメラ：シングルカメラ
　カラー：ホワイト、ブラック、フラッシュイエロー、ブライトオレンジ、エレクトロニックブルー、トープまたはゴールド
　価格：78,800円〜

　気になる点としては6.1インチモデルがどこまで性能差があるのか、というところですね。CPUは上位モデルと同じですがRAMが3GBと少しすくなく、ストレージも512GBがありません。ディスプレイが液晶であることと共に解像度も少し低めです。またカメラもシングルカメラなのでポートレートモードや光学ズームなどは使えないでしょう。

　逆に言うとディスプレイの解像度がそこまで気にならず、有機ELでないと嫌でカメラでポートレードモードを多様するということがなければ、6.1インチモデルでも十分活躍できる気がします。

　RAMも3GBというと現行のiPhone X、iPhone 8 Plusと同じです。機能が高いに越したことはありませんが、現行モデルで困っていなければ問題なく使える範囲だと思います。ストレージ容量についても同様です。

　唯一6.1インチモデルが勝っているのがカラーバリエーションです。上記のスペック差が気にならず、カラー展開が気になるなら優先すべきかもしれませんね。

　また、iPhone XsとXs Plusの違いですが、本当にサイズ以外ありません。例年であればRAMの容量とカメラに差があったのですが、それが無いのであれば完全に好みのサイズだけで5.8インチと6.5インチを選ぶことになりそうです。

Apple Watchは初のディスプレイの大型化

　Apple Watchも今年は初となる大幅な変更があるとみられています。

　最大の特徴はディスプレイの大型化。筐体サイズはそのままでベゼルが狭くなり、よりディスプレイの表示領域が大きくなるとされています。

　具体的には現行の38mmが40mm（39.9mm）に、42mmが45mm（45.2mm）となります。

　またボタンに付いても変更があるとされており、いままでデジタルクラウンとサイドボタンが物理的に押せるボタンだったのが、iPhone 7以降のホームボタンの様に実際には押しても動いていないのだけれどTaptic Engineによる感覚フィードバックにより押した感覚を返す形になるようです。

　ただ、これらの情報以外に内部スペックなどのリーク情報は出ておらず、ソフトの起動速度など動作としての変更がどれくらい現れるのかは不明です。

それ以外の製品はナシ？

　今年は年の前半にAppleがほとんど新製品の発表や発売を行っておらず、秋以降にiPad Pro、新しい13インチMacBookなどが登場すると言われていますが、今回の発表会では出ない可能性が高いとみられています。これらの製品については10月以降にまた改めて発表会が行われるとも言われており、そちらを待つことになりそうです。

　ただし、新発表ではありませんが、昨年発表されてまだ発売されていない、Apple純正のワイヤレス充電パッド「AirPower」が改めて発表、発売される可能性は高いと思われます。

　また新デバイス以外には9月の18か19日あたりでリリースされるであろうと言われているiOS 12についても改めて発表がありそうです。

　すでにWWDC 2018などで新機能の紹介がされていますが、リリース直前ということで、改めておさらいと実際の使い方などのデモは行われると思われます。

　実際にこれらの予想は外れる部分もあると思います。あとは実際に発表会を見てAppleからの発表に期待したいと思います。

この記事を書いた人

イマ＆ムラ

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