2018年8月11日（土）本日より、リアル脱出ゲームとドラゴンクエストのコラボイベント「大魔王ゾーマからの脱出」が開催されています！

　リアル脱出ゲームとは実際に私たちプレイヤーが限られた空間でヒントを探し、謎を解き、脱出できるかに挑む体験型ゲーム。「大魔王ゾーマからの脱出」では幕張メッセという巨大な空間を使い、ヒントを元にドラクエの街やフィールドを模したポイントをめぐり、謎を解いていきます。

　最初に渡されるのは冒険の書と地図。4人でパーティを組み、冒険の書を手に書かれたヒントを元に進んでいくことになります。

　と、書けるのはここまで。なにせ謎解きイベントなので、具体的な内容はネタバレになってしまいます。代わりにざっくりとした感想や遊ぶ際の注意点をお届けしたいと思います。

今回は4人全員スライムを被ってちょっと浮かれた感じで挑みました。

謎を解くという戦い

　ゲームのキモはなんといっても謎解き。私達は剣をもって戦うことはできませんが、そのかわりに謎を解いて戦うのです。自分たちの足でフィールドを歩き、行く先々で出てくる謎を解き進んでいく感覚はまさにRPG。

　ドラクエの様に進む程に謎の難易度も上がっていき、最後はめちゃくちゃ難しい謎が待ち受けています。ただ諦めてはいけません、必ずどこかにヒントがあります。周りを見渡したり、今まで進んできた道筋を振り返ったりすることで新たな光が見えることが何度もあります。

　そして仲間との協力も大きな力になります。最初に謎を見た時に1人では何にもわからなくても、仲間と話し合い適当でもいいから「これはこういうことじゃないか」「あのヒントと関係してないか」なんて話しているとふとしたきっかけで答えに近づくことができたりします。

　コツはなんでもいいから言ってみること。外れてないか、とか気にしちゃいけません。例え大外れだったとしても、誰かの発言が仲間の考えを刺激してそこから答えがでることもあります。みんなでワイワイ言いながら謎を解くのが真骨頂。リアル脱出ゲームが初めてでも、やってみれば必ず誰かがどこかで役に立つシーンがいつの間にか訪れています。人によって得意分野も違います。それぞれが仲間を助けて戦い（謎）に勝つ、まさにドラゴンクエストの世界がそこにあります。

　またどうしても謎が解けない場合にLINEを使ったヒントや会場内にヒントコーナーも設けられています。テンポよく気持ちよくゲームを遊ぶためにはこれらをうまく使うのも手ですよ。

世界観やストーリーにも注目

　会場内にはいたるところでドラクエの世界が再現されています。こういったセットも楽しませてくれます。

　また全然ストーリーや謎に関係のないところに、ドラクエの小ネタが散りばめられていたりします。会場の隅々まで見て回るのも楽しみの一つですよ。

　そしてオリジナルのストーリーも、プレイヤーたちを盛り上げてくれます。

　行く先々で起こるイベントシーンや体を使った謎解きを繰り返すうちにいつのまにかのめり込んでいくこと間違いなし。最初は照れもあったプレイヤーたちも、後半になれば団結力も高まり、そしてイベントにも慣れ、疲れてくることでちょっと開き直りも入ることでみんないつの間にか大声上げてリアクション取っていました。

注意点！

　そして、イベントに挑むにあたって絶対に注意してほしいのが格好！

　とにかく歩きます！動きます！絶対に靴は履き慣れた動きやすい靴にしましょう！パーティメンバーにも迷惑がかかってしまいます。また併せて荷物も少なめに。

　そして今年は特に水分補給に注意！自販機などはありますが、それでも場所も数も限られています。最低限の用意は持っていくことを心がけましょう！

　そしてネタバレも厳禁ですよ。ネットやSNSの書き込みはもちろんですが、会場内ではスタートしたてのパーティから終盤間際のパーティまで混在しています。謎解きに話し合いは重要ですが、決して他のパーティのネタバレにならないように、解けた時の喜びは大きく、解き方の詳細は小声や会場の隅で小さく行いましょう。

　会場では物販もありますよ！「大魔王ゾーマからの脱出」限定アイテムもあるのでお見逃し無く！

　あと、追加要素になりますが「ぱふぱふ部屋」もあります！内容は絶っっっっっ対に言えませんが、まごうことなきぱふぱふ部屋です。

　前回に引き続き、「大魔王ゾーマからの脱出」ではヒントも含めちゃんと頑張れば誰でもクリアできる様にドラクエの理念を体現して作られています。

　ちなみに私達のパーティはそんなに躓いた感じもなかったのに5時間近くかかりました。途中飲食コーナーもあるので、夏休みに丸一日使って遊ぶ体験ゲームとしてドラクエの世界に足を踏み入れてはいかがでしょうか。

　リアル脱出ゲーム×ドラゴンクエスト「大魔王ゾーマからの脱出」（ドラクエ脱出）

この記事を書いた人

イマ＆ムラ

@ima_mura_さんをフォロー