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今年発売される次のiPhoneの名前がはっきりしない問題。iPhone XなのかiPhone Ⅺなのか、はたまたiPhone XSなのか
2018/08/10 06:30
さて、例年どおりであれば新iPhoneまであと1ヶ月ちょっとというところまで来ているわけですが、一つ問題があります。
それが未だに新iPhoneの名前がどうなるかはっきりしないというところ。一昨年までであれば、ナンバリング+sという流れで非常にわかりやすく、次のiPhoneもだいたいそれに習うだろうと思っていましたが、昨年それが崩れてしまいました。
iPhone 7の次は7sかと思いきや8だったし、機種も増えていきなりX(テン)が出てしまうしで、さらにその次となる今年は輪をかけて混迷を極めております。
そこで今の所出ている候補を整理したいと思います。
iPhone X、iPhone X Plus、iPhone派
まず前提として今年のiPhoneは3機種でると言われています。一つはiPhone Xの後継機として有機ELを搭載した5.8インチモデル、次にiPhone Xにおける今までのPlusモデルにあたる同じく有機ELを採用した6.5インチモデル、そして有機ELではなく液晶を搭載するモデルとして他より価格が抑えられるであろうと言われる6.1インチモデルがあります。
そしてひとつ目は「iPhone X、iPhone X Plus、iPhone派」となります。
I'm having dejavu. Payment glyphs for "iPhone X Plus", iPhone X (for comparison) and 2018 iPad Pro (which is square and weird). Found in PassKitUIFoundation. pic.twitter.com/H13448oYr8
— Guilherme Rambo (@_inside) 2018年8月3日
ベースとして昨年でナンバリングは終了、今年からは数年前からのMac同様に毎年同じ名前で出るという流れ。
主に海外でサプライヤーなどからリーク情報を発信するアナリストなどがこのタイプです。
この場合、おそらく表向き(?)はiPhone X、iPhone X Plus、iPhoneという名称が毎年続き、そこに複数年に渡って出た際の切り分けとしてMacの様に(2018)といった年数表記などがつくのではと思われます。
この命名規則はメリットが多く、今後の心配がほぼ皆無というところ。昨年いきなり8とX(10)が一緒に出てしまったため、9はどうするの?さらにその次は10がXとぶつかるけどどうするの?といった心配が凄いのですが、同じ名前であれば今後そういった心配も起きません。
また他の名称にもしやすいというところもあります。しばらくこの名称で続けて、何かしら大きな節目を迎えた時にまた新しい別の名称に変えることも問題なくできますし、改革のイメージを強くすることもできます。
iPhone Ⅺ、iPhone Ⅺ Plus、iPhone 9派
続いては現行のiPhone X後継とそのPlusモデルはⅪ(11)に、iPhone 8の後継として6.1インチ液晶モデルはiPhone 9とするタイプ。
これは主にサードパーティアクセサリメーカーなどが使っているのを見かける名称になります。
そのためひょっとすると、とりあえず正式名称はまだわからないから内部的に他端末と区別するために付けた仮名称、という可能性が結構あったりします。
命名規則としては、現行モデルから単純に数字を+1するということで、わかりやすくはありますし、納得できる内容でもあります。
ただ、懸念点としてはやはり9のその次。このまま行くと10となり、2017年のiPhone Xと音としては被ってしまいます。字面が違うからいいのか、それとも9までとりあえずナンバリングを進めたら、そこから別の方法を用意しているのかなどとにかく先が気になります。また来年どうなるのか必死で探ることになりそうです。
iPhone XS、iPhone XS Plus、iPhone 9派
つい先日リーク情報があったのがこのパターン。今までも少数ですがこの派閥もありました。
iPhone Xの次はiPhone 6までのときと同様にSをつけるという方式ですね。
こらも過去の規則から言えば納得できはするのですが、細かい部分を言うと気になるのがやはり9のところ。XがXSなら、Xの同期は8なんだから8sじゃないの?というところや、もっと細かいところでいうとSは小文字のはずでは、といったこともあります。
8sにならない理由としては、今年は大きくデザインが変わってしまうためデバイス側から引っ張られて名前もsを飛ばさざるをえなかったと思うと納得はできます。
ただしこのパターンもやはり9の次はどうするの?という問題は消えません。
個人的にはやはり1つ目が一番今後が綺麗にいくので期待したいところですが、今までのSをはさみながら数字が増えていくという形から完全に外れるので、変化としては大きくそこをAppleが踏み切ってくれるかに掛かっています。希望はMacやiPadがそうなんだから、iPhoneも、という流れになることでしょうか。
他2つは、今までの流れを踏襲しつつも違うパターンとなりました。いずれも次の機種はいいとしても、Xの登場によるその次はどうするの?という不安が付き纏います。
例年通りであれば発表まであと一月、今後さらに多くのリーク情報がでてくると思われますが、果たしてどんな名前になるのか期待大です。