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自分のいる場所が常に音のベストポジション。イヤホンやヘッドフォン、置き型スピーカーとも違うウェアラブルスピーカー「JBL SOUNDGEAR」レビュー

2018/05/28 06:40

自分のいる場所が常に音のベストポジション。イヤホンやヘッドフォン、置き型スピーカーとも違うウェアラブルスピーカー「JBL SOUNDGEAR」レビュー

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 SONYが発売したSRS-WS1を皮切りに、首に装着するウェアラブルスピーカーが人気となっています。続いて発売されたBOSEのSoundWear、そして今回私が購入したのが、JBLのSOUNDGEARです。

 以前から、首に装着するスピーカーということで、つけ心地や音などかなり気になっていたので実際にしばらく使ってみた感想をレビューしたいと思います。

SONY DSC

 JBL SOUNDGEARは大手3つの中で後発ということで最も安く購入が可能。Bluetooth接続に対応しているので、スマホやタブレット、PC/Macとも有線や接続用ユニットが不要ですぐ無線接続して利用ができます。

 電源は装着して右側にありスライド式のスイッチで入れると光ります。横にはBluetoothペアリング用ボタン。

SONY DSC

 左側に音量の上下と再生/一時停止ボタン。音量ボタンの長押しで音楽の曲送りや戻しができます。

SONY DSC

 左後ろあたりに充電用のmicroUSB端子、となっています。

SONY DSC

 基本的に形が特殊なだけでBluetoothスピーカーと要素としては変わりません。

本体形状について

 というわけで、ここからが重要なポイント。まずはつけ心地。

 最初に箱から出した時点で実は「思ったより重いかも…」というのが正直な感想でした。しかし、実際に着けてみると全く重さは苦になりませんでした。

jblsoundgear02_01

 これはかなり驚きです。やはり耳から下げるイヤホンや頭にかぶるヘッドフォンとも違い、首周り・肩は体側の安定感が違うというか、とにかく手で持った時と全く感覚が違うくらい重さは感じません。これは嬉しい誤算。

 装着時は首周りも特に苦しくなく違和感もありません。

 自分は仕事中は集中力が途切れるので常に音楽をつけてはできないタイプで、単純作業に入ったときだけ音楽をつけるのですが、SOUNDGEARはとりあえず首につけっぱなしにしていて、音楽をいざオンにしようとした時に着けていたか一瞬忘れる位です。

 また鳴らしている時に別の部屋に移動してMacとのBluetoothが切れてはじめて着けてたことを忘れることもあります。

 それくらい装着中は快適なのですが一点、装着時だけはちょっとな部分があります。

 それはこの本体が完全に固形かつ首の入り口が少しすぼまっているため、自分の様に首が太いと、首を入れる際に少し本体入り口にぶつかるというところ。

 同系製品でもBOSEのものは本体自体がグニグニ曲がるので開いて着けることができますし、SONYのは完全にU字型なので、中に首が入る人であれば入り口でぶつかることもありません。

 別に手を添えながら入れればそこまで窮屈でもなく慣れる範囲なのですが、できればもう少し本体に柔軟性がほしかったところです。

音について

SONY DSC

 音に関してはバランスがよく、低音から高音まで綺麗に聞こえます。またこの形状最大の利点として音源が近いので細かな音までしっかりと聞こえること、音の解像度自体は密閉したイヤホンと比べると下がってしまいますが、開放感のある状態で耳元でしっかり音が広がって聞こえるというのはかなり心地良い体験です。

 4基のドライバの位置が首横と少し後ろ側にあることにより、側面から後ろから回り込んで来るようにも音が広がってくるのも臨場感があがります。

 実は使い始めの時期に無線ならではのノイズが目立つような気がしたのですが、数時間使っているうちにほぼなくなりました。

 個人的にはイヤホンやスピーカーのエイジングについては完全なオカルトとは言わないまでもそこまで劇的に変わることは無いと思っており、ノイズが消えたのは機器、耳いずれかもしくは両方が慣れたからなのか不明ですが、結果としてほぼ無くなっているのでこれも心配ないと思います。

 また、気をつけたいのはあくまでスピーカーなので、外から普通に音は聞こえます。もちろん装着者と比べれば音量にかなりの差はでますが、イヤホンやヘッドフォンとは別物であることはお忘れなく。

 Bluetoothも同時に2台まで接続できるのも便利です。一つで音楽を鳴らしていて、もう一つに切り替えたい時も聞いていたほうを止めて、片方で鳴らせば切り替えることができます。また片方がスマホの場合、電話の着信があれば自動で切り替わります。

 iPadなどタブレットに接続すれば、家中どこに動いてもすぐに映画が迫力ある状態で楽しめるのでかなり重宝しています。

 SONYの製品はいまでも品薄で価格が高騰してしまっていますし、BOSEのは34,560円、本製品は19,323円という圧倒的安さです。もちろん前述の通り、ほか製品が勝っている点もありますが、価格差ほどではないと思います。

 個人的に現時点で2018年前半に購入したガジェット類でベスト・バイと言っていいアイテムです。家の中で音楽や映画をスマホやタブレット、MacやPCで日常的に楽しむのであればかなりおすすめです。

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カテゴリ:ショッピング

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この記事を書いた人

イマ&ムラ

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