地獄に落ちてなお戦い続ける武士の1対1の斬り合いが味わえる、超本格的なアクションゲームです。

　臨場感ある美しく重厚なグラフィック、タイミングと読み合いが鍵を握る戦いはまるで本当に刀を持って向き合った様な緊張感を体験させてくれます。

　自キャラでる地獄に落ちた武士はなおも戦いを求め、地獄の階層を駆け上ります。そして待ち構える武士の魂たちと1対1の戦いへ。

　画面右側をタップすると攻撃、左側をタップで防御を行います。

　攻撃は長押しで強攻撃を出すことが可能。

　防御する際、敵の攻撃にあわせて丁度のタイミングで行うと弾きが発生。相手の態勢を崩し、一気に攻撃を浴びせることができます。

　さらに画面2点タップで強力な剣技の発動も可能。攻撃は強力なほどスタミナを消費し、スタミナが無いと強い攻撃は繰り出せません。

　スタミナは時間で回復します。

　同時に攻撃した場合は鍔迫り合いが発生。ボタンの連打で競り勝てば敵を怯ませることが可能。

　序盤は向き合った状態で普通に攻撃を出して当てることができますが、次第に敵も強くなり防御されたり弾かれる様になります。

　通常攻撃は防御されればもちろん、中途半端に当てても終了後に隙が発生するので大ダメージを浴びせられてしまいます。

　その為、安全確実にダメージを与えられる方法は弾きからの攻撃ということになり、迂闊に手を出せなくなります。そう、まるで達人が向き合って空気までもが張り詰めた様な斬り合いが自然と発生するのです。

　その緊張感は凄まじく、本当に息を殺して一瞬の隙の探り合いが味わえます。

　戦いの途中や道中には鬼火が発生することがあり、鬼火はタイミングで色が変わり、青であれば体力が回復、黄色い状態で取れば武器の強化に使える霊片が入手できます。

　武器は時折敵が落とす葛篭を開けることで新しいものが入手できます。武器の数は80種以上あり、刀だけでなく斧など様々な種類のものが登場します。

　ゲームオーバーになっても武器は保持されますが、霊片は失ってしまうので再度収集できるとはいえ集まり次第使っていくのが得策かもしれません。

　とにかく敵と対峙した時の緊張感が凄まじく、それを表現するためのグラフィックや操作性も見事です。