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AppleがiPhone XのOLEDディスプレイの残像や焼き付きに関する説明と長期利用のコツを解説

2017/11/05 07:10

AppleがiPhone XのOLEDディスプレイの残像や焼き付きに関する説明と長期利用のコツを解説

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 AppleがiPhone Xの有機ELディスプレイについて、角度による色合いの変化や残像や焼き付きといった現象に関する解説と、ディスプレイを長持ちさせるためのコツを公式サイトにて紹介しています。

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 OLEDが高コントラスト比、高解像度であり、ディスプレイの薄型化にも貢献していること、iPhone XのSuper Retina ディスプレイは従来のOLEDの課題を克服した、としたうえで注意事項なども解説しています。

OLED ディスプレイを見る角度を変えると、色味や色合いが若干変化するのに気付くかもしれません。これは、OLED の特性で、問題ではありません。長期的に使っているうちに、見え方に若干の変化が見られる場合もあります。これもまた予想されることで、「残像」や「焼き付き」など、画面に新しい画像が表示された後も前の画像がかすかに残って映るといった現象も、起きるようになる場合があります。極端な例になると、高コントラストの同じ画像が長い時間表示され続けることもあります。Super Retina ディスプレイの開発にあたっては、こうした OLED の「焼き付き」現象の低減という点でも、業界最高を目指しました。

 またそれらを踏まえた上で劣化を抑え長期利用するためのコツも以下のように解説してくれています。

・iPhone X を最新バージョンの iOS にアップデートしてください。新しいアップデートが公開されると、アップデートの案内が表示されます。「設定」>「一般」>「ソフトウェア・アップデート」でアップデートを確認することもできます。

・「明るさの自動調節」を使って、周辺光に合わせてディスプレイの明るさを自動的に調節してください。この設定はデフォルトで有効になっています。設定状況を調べるには、「設定」>「一般」>「アクセシビリティ」>「ディスプレイ調整」の順に選択します。

・iPhone X のディスプレイを使っていないときは、その電源を切るように設定しておきましょう。時間を短く設定しておくことを推奨します。設定を調整するには、「設定」>「画面表示と明るさ」>「自動ロック」の順に選択します。

・静止画像を最大輝度で長時間表示し続けることは避けてください。iPhone X を特に使っていないときでもディスプレイをオンのままにしておく App がある場合は、コントロールセンターを使って明るさを一時的に低くしておけます。

 実際に有機ELディスプレイの焼付きなどは一昔前よりかなり軽減されており、私自身同じくSamsungのOELDを搭載する機種を使っていますが、特にそういった現象に遭遇したことはありません。

 Appleはさらに厳密に部品の調達や調整を行っているともいわれており、そこまで頻発するとは思えませんが、解説にあるとおり「最新OSにする」「明るさを自動調節に」「使わない時はロックを」くらいであれば普段の使い方に影響をださずに調節できると思うので、設定を見ておくとよいかもしれません。

 iPhone X の Super Retina ディスプレイについて – Apple サポート

Apple サポート

価格:無料

カテゴリ:ユーティリティ



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この記事を書いた人

イマ&ムラ

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