カテゴリ ゲーム-アクション
艦これに思い描いたもう一つの理想かもしれない。戦闘はシューティング、敵味方の国も反対な「アズールレーン」レビュー
2017/10/17 18:20
戦艦の擬人化といえばブラウザゲームの「艦これ」こと艦隊これくしょんですが、同じく戦艦を美少女に擬人化しつつもちょっと(?)違う、そしてこれはこれでかなりアリ、なゲームです。
まず何が大きく違うかというと戦闘システム。艦これはプレイヤーが指示を出して進行、ステータスに応じて結果に反映される戦術シミュレーションゲームでしたが、アズールレーンはシューティング。戦艦といえば砲撃戦ということでこれはこれで求めていた形だという人も多いのではないでしょうか。
艦隊は1チーム6体で構成が可能。前衛と後衛にわかれており、艦のタイプによってどちらに配置出来るかは決まっています。ざっくり、前衛は軽い艦で後衛は重量級の艦というかんじ。
戦闘中に擬似パッドで感の動きを操作するのは前衛機で、オートの通常ショットと時間経過によりボタン操作で使える魚雷をを駆使して戦います。
ただ前衛の攻撃はあくまでジャブの様なもの。本命は後衛艦による強力な砲撃。これもステージ中の時間経過で使えるようになり、艦載機を発射させての空爆と、狙いを付けての砲撃が使えます。
前衛でザコを排除しながら敵を牽制し、後衛の強力な武器で大ダメージを与えていくというのが基本的な流れとなります。
そしてもう一つ大きな違いが所属する戦艦達!なんとこのゲームでは日本の戦艦と(される)艦は敵として登場します!
艦これでもお馴染み赤城や加賀もこんな姿に!これはこれでアリだと思います。
というより、普通に戦艦の擬人化モノとして単体で十分楽しめます。
個人的には擬人化も色々あっていいと思いますし、描いている立場が違うので印象も違って然りですし、片方だけでもいいし両方知って両方楽しめれば別にいいんじゃないかなと思います。
むしろ描いている立場が違うことで印象が違うのも戦争を描いたものとしては正しいというか面白い部分ではないでしょうか。あくまでフィクションでもあるわけですし。
絵の質も非常に高く戦闘システムも繰り返し遊んでも面白いようにできています。戦略としてのチーム編成や育成もただ金をかければ強いやつが確率で手に入る、というものとは違い、しっかり戦闘に出すことで育てて使うようになっておりどのキャラも育てがいがあります。
すでにされている戦艦の擬人化というアイデアやストーリーという点で色々言われている部分もありますが、ストレートにゲームとしてかなり面白くおすすめです。